南国の3月は暑い。そう思い引っ越してきたのだけれど、しびれるような寒さが体を突き刺した。アクセルワールドVSソードアートオンラインの発売日だと言うのに、まだ体が寝ぼけている感じがする。
アクセルワールドVSソードアートオンラインをプレイした感想
・ストーリーが良い
・ストーリーが良いRPGにハズレ無し
・アクションが爽快
・操作できるキャラが多い
・立ち絵が良い
・イベントCGが良い
・カットインがカッコイイ
・多少作り込みが甘い
2017年3月16日に発売されたアクセルワールドVSソードアートオンラインは、特にストーリーが良く、ソードアートオンラインの原作者である川原礫氏が脚本を書いているので、話がしっかりしており、続きが気になるような作品となっている。1年前までは、ゲームでいちばん重要な点は何かと聞かれたら「説明書も何も読まずコントローラーを持ってすぐ楽しいか」と答えていたが、今は違う。ストーリーさえ良ければ、どんなゲームでも最上の体験ができるのだ。
ストーリーが良い
・ソードアートオンラインとアクセルワールドの原作者は同じ(川原礫)
・原作者が脚本を書いている
・脚本(ストーリー)がしっかりしているので、話が面白い
・会話はアニメ版と同じ声優のフルボイスで進行する
・ソードアートオンラインとアクセルワールドを見た事があるなら、この原作者が書いたオリジナルストーリーは見逃す事はできない
アクセルワールドVSソードアートオンラインは、会話がフルボイスで進行する。例えば、ブラックロータスとキリトが互いの黒に対するこだわりについて語ったり、アッシュローラー(バイクの乗ってるガイコツ)のバイクの後ろにクラインが乗っていたりと、アニメ版を見ていたファンならニヤリとするだろうエピソードが、そこかしこに散りばめられている。
ソードアートオンラインとアクセルワールドのファンなら、原作者のオリジナルストーリーで、フルボイスのこのゲームは、見逃す事ができないはずだ。
絵が良い
【立ち絵】
【イベントCG】
【カットイン】
一見してイラストが美しい。去年発売されたソードアートオンライン・ホロウリアリゼーションでも、イベントCGはたくさんあったが、このゲームにも多数のイベントCGやカットインがある。それらはプレイヤーを物語に引き込むには十分だし、目の保養にもなる。
そんなの当たり前だと思う人がいるかもしれないが、これができてないゲームもある。例えば、先日発売されたスパロボVの立ち絵はひどかった。アキトとかどう改造されたらそんな事になるのだというくらいに、ユリカが目覚めて二度寝するくらいにはひどかった。
【スパロボVの立ち絵】
美麗なイベントCGは、コレクション要素もあり、見て楽しく、明らかに洋ゲーにはない要素なので、もっと他の和ゲーでも取り入れて欲しいと感じる。日本には絵がうまい絵師が多いのだから。
どんなゲームか
・アクションRPG
・アクションゲームではない
・戦闘がシームレスアクションのオープンワールドRPG
・空を飛べる
・高速ワープや、大ジャンプ、空中ジャンプが使えるので、ストレスなく移動できる
・パーティは3人まで
・操作できるキャラクターは全部で45人
・キャラクターはフルボイスでしゃべる
・敵はかなり多い
・ボスは専用の大型ボスが出現する
・ボリュームはかなりある
・全7章?1章クリアするのに3~5時間。全クリするのに20~35時間程度かかる
グラッフィクの良さやストーリーにばかり夢中になり、かんじんのゲーム内容について話すことを忘れていた。たくさん書いたが、このゲームは面白いかと聞かれたら、おもしろいと断言できる。キャラゲーと侮ることなかれ。ソードアートオンラインシリーズのゲームは、意外とよくできており、それは去年発売されたホロウリアリゼーションも同様だった。
3人パーティで空を飛びながらオープンワールド世界、ソードアートオンラインやアクセルワールドのキャラクターがフルボイスでしゃべりまくり、多数登場する敵を、アクションゲームさながらにバッタバッタたおす爽快感は、他のアクションRPGと比べて、所詮キャラゲーと呼ばれるような作りではなく、胸を張ってこのゲームはアクションRPGだと言えるくらいには面白い。
ソードアートオンラインやアクセルワールドのアニメ版を見た事がある、知っているプレイヤーなら買って損をする事はないだろう。むしろどっぷりハマってしまい、この世界観に強く魅入られるはずだ。
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