任天堂赤箱事件
・2017年9月21~22日、東京ゲームショウ開催期間中に発生した
・プレイステーション4(以下PS4と略)の試遊スペースなど、他社のゲームブースに、任天堂のゲーム機「スイッチ」を宣伝する赤い箱が大量に置かれていた(上の写真)
>上の写真のゲームは、プレイズム制作の「エースオブシーフード」。2017年にPS4で配信される。任天堂スイッチでは発売されていない
・任天堂は、東京ゲームショウに参加していない
・東京ゲームショウのスペシャルスポンサーは、ソニー・インタラクティブエンターテインメント(以下SIEと略)
・ソニーが東京ゲームショウのインディーコーナーの出展料を全額負担しており、そのためインディーゲームコーナーの入場料が無料になっている
・そのインディーゲームコーナーにも、任天堂スイッチを宣伝するための赤い箱が大量に置かれていた(上の写真)
・東京ゲームショウの2日目(9/22)に、インディーゲームコーナーにある、任天堂スイッチ宣伝の赤い箱が撤去された
・ウォールストリートジャーナルの望月崇記者が、撤去されたのは問題のような発言をする
>任天堂は東京ゲームショウに参加していないのに、他社のブースで宣伝をするほうがおかしいのではと突っ込まれる
>望月崇記者は「まったく疑問ではありません。以上です。」と任天堂を擁護(記事の下の方で、画像つきでくわしく解説)
上の画像の右側、ムラサキの髪の女の子が登場するゲームは、インターグロー制作の「シャンティ」。PS4で発売中。任天堂スイッチでは発売されていない。ここにも、任天堂スイッチを宣伝する赤い箱が多数置かれてある。
だれが「赤い箱」を置いたのか
任天堂のゲーム機「スイッチ」を宣伝する赤い箱なので、普通に考えれば、「任天堂」が大量に製作し、任天堂が設置した。
何が問題か
・任天堂は、東京ゲームショウに参加していない
・任天堂は、東京ゲームショウに1円も出展料を払っていない
・任天堂は、東京ゲームショウ開催直前に、別のイベントで自社制作ゲームの体験会を行っていた
・任天堂は、E3*1や、東京ゲームショウなど、世界的に注目される大型ゲームイベントには、ここ数年参加していない
・任天堂は、E3の開催期間中にも、E3に参加せず、1円もお金を払わずに、任天堂の社長が「E3開幕宣言」などを行っていた
>当時の任天堂の岩田社長は、E3が開催されている現地のロサンゼルスには行っていない
・つまり大きなゲームイベントに便乗して、いつも自社の製品を宣伝している(なぜか問題にならない)
・今回の「任天堂赤箱事件」では、参加していない東京ゲームショウで、自社製品「任天堂スイッチ」を宣伝する赤い箱を大量に設置していた
・任天堂スイッチとまったく関係がない、他社のゲーム機専用タイトル、ソニーのPS4のゲームを紹介するブースにも、任天堂スイッチを宣伝する赤い箱が大量に置かれていた
*1 E3とは、毎年アメリカで開催される世界的なゲームイベント
似たような事件があった
【ジャパンエキスポで韓国グッズを販売】
・ジャパンエキスポは、フランスのパリで毎年開催される
・ジャパンエキスポは、来場者数23万人を超える、世界最大級の日本文化を紹介するイベント
・ジャパンエキスポは、日本の文化を海外に伝えるイベントで、来場者もそれを目当てに来ている
・しかしなぜかジャパンエキスポで、日本の国旗をだして、韓国人がK-POPや韓国アイドルグッズなどを販売している
・2010年には、韓国の政府機関である「韓国コンテンツ振興院」が、ジャパンエキスポのスポンサーになる
・2011年には、剣道や侍、刀は韓国が起源だと主張する「海東剣道」という団体がジャパンエキスポのスポンサーになる
・さすがに問題になり、2012年にジャパンエキスポ運営は、公式の韓国関連グッズをすべて撤去した
・しかしその後に開催された「ジャパンエキスポ」でも、日本国旗を掲げて韓国人が、韓国グッズ売っていた
>上の動画は、2016年に開催されたジャパンエキスポ
・2012年に公式では韓国人は追い出されたが、今度は、一般参加で韓国グッズを販売し始めた
・日本の製品も少しだけ取り扱って、アジア全体の文化を紹介していると主張している
・来場者の欧米人たちは、K-POPや韓国アイドルを見て、日本の文化だと勘違いしている
ウォールストリートジャーナル 望月崇記者
TGSのインディーゲームコーナーに異変が。1日目は沢山の机にNintendo Switchと書かれた赤い箱が置いてあったのに、今来たら全部無くなっていた。「昨日あんなにあったのに、どうしたの?」「撤去しろって言われて」とは5社以上の人達との会話。昨日の写真撮っておけばよかった。 pic.twitter.com/2n86tGTRz1
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) September 22, 2017
ウォールストリートジャーナル 望月崇記者は、任天堂が参加していない「東京ゲームショウ」にあった、任天堂スイッチを宣伝する赤い箱が撤去されたのは問題のような発言をする。
まったく疑問ではありません。以上です。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) September 23, 2017
一般人:
なぜ撤去されたかより、なぜ参加していない任天堂の箱が置いてあったのか、の方が疑問になりませんか?
ウォールストリートジャーナル 望月崇記者:
まったく疑問ではありません。以上です。
それがなにか?
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) September 23, 2017
一般人:
そもそも任天堂スイッチに対応が発表されていないゲームの、他社のPS4の試遊台にまで、任天堂の製品を宣伝する赤い箱が置いてあったと、画像で判明して今話題になってますね。
ウォールストリートジャーナル 望月崇記者:
それがなにか?
そうですか、おめでとうございます。よかったですね。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) September 23, 2017
一般人:
そんな乱暴な事してては撤去されてもしょうがないですね。
ウォールストリートジャーナル 望月崇記者:
そうですか、おめでとうございます。よかったですね。
そうですか、よかったですね。おめでとうございます。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) September 23, 2017
一般人:
なら今回の問題はそもそも置いてあったことが問題で間違いないですね。
撤去されたのは少なくともまだ任天堂スイッチで発売が発表されてないものですし、良かったですね、疑問が解決されて。
ウォールストリートジャーナル 望月崇記者:
そうですか、よかったですね。おめでとうございます。
なんかアレなので一度だけお返事させてください。撤去させた側のバッジを付けた人たちにも話は聞いております。それぞれ違う言い分ですのが共通しているのは「安全面が理由ではない」ですね。何がどう違っているのか?それについては控えます。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年9月22日
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