2017年12月14日に発売された「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」を実際にプレイした感想を、画像つきで分かりやすく紹介します。
【11/16追記】3日間遊んだので、ボリュームについて追記しました。
デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー
・デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリーは、2015年3月12日に発売されたPSVita専用ソフト「デジモンストーリー サイバースルゥース」*1の続編
・ハッカーズメモリーに、前作の「デジモンストーリー サイバースルゥース」も同梱されている
・ハッカーズメモリーは、前作のサイバースルゥースと同程度のシナリオやクエストが追加されたほぼ新作となっている
比較 | ハッカーズメモリー | 前作サイバースルゥース |
ボリューム | チャプター1~18 | チャプター1~20 |
サブクエスト数 | 70 | 70 |
デジモン数 | 320体 | 247体 |
マップ数 | 90 | 74 |
*1:2015年に発売されたデジモンストーリー サイバースルゥースは、日本ではPSVita版のみで販売された
デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリーの感想
・主人公はしゃべらない。ドラクエ方式
・主人公以外のキャラクターはしゃべる
・UIがオシャレ
・意外と、3Dモデリングはがんばってる
・ストーリーがおもしろい
・キャラデザが良い
・ロード時間がほとんどない
・デジモンというか、ポケモンっぽい
・属性や種族の相性ゲー
・全320体のデジモンを、育成して進化していく
・ドラクエモンスターズやポケモンが好きな人におすすめ
・ボリュームがかなりある
>全18章。第3章クリアまでに10時間くらいかかる
>前作もまるごと入っているので、100時間くらい遊べそうな感じ
・移動パートは、FF8やバイオ2に近い
>1枚絵のフィールド上でキャラを動かす
・PS Vitaとのマルチなので、文字がでかく、Vitaに合わせて作られている事が分かる
>OPTIONSボタンやタッチパッドボタン、L2R2ボタンなどを有効に活用できていない
・カメラを動かせないのが、このゲームの評価を下げている
・見えないカベがあるので、移動パートに難がある
・会話やイベントのスキップ機能がない
・セーブデータが3つしかない
・BGMがほとんど流れない
>パッケージの限定版では、TVアニメのOPなどが流れる。通常版はシーンって感じ
・BBS(クエスト)の受注は、ネカフェのPCからのみ(未来という設定なら、スマホくらい持ってても良さそうだが)
デジモンなんて小学生の時に流行った携帯ゲーム機以来で、あまり期待もせずにプレイしてみたが、意外に3Dモデリングがきれいで、UIもこなれており、ストーリーはキャラが立っていて、おもしろいと感じた。デジモンって子供ってイメージがあったのだが、最初の3匹から選ぶシーンや、属性や相性などを見てると、これポケモンと似てるなと、じゃあ面白いんじゃないかなと思った。
キャラデザ
キャラデザは、不快なキャラはおらず、結構いい感じである。キャラクターの登場シーンのカットインなどは、ペルソナ5を彷彿とさせ、UIオシャレだなと感じた。重要なイベントシーンでは、プリレンダリングムービーも入り、アニメを見てる感じでストーリーに感情移入できる。
3Dモデリング、ビジュアル
全く期待していなかったのだが、これが一番おどろいた。3Dキャラのモデリングは、よく作られてるなと。まあコエテクとか海外のAAAタイトルと比べると見劣りするが、それでもソードアートオンラインなどのバンダイの他のキャラゲー並のグラフィックはあるので、ゲームとして感情移入して楽しむには十分である。
会話シーンが動く、動く!
会話シーンでは、3Dモデルのキャラクターが会話に合わせて動く。このシーンが一番笑った。見ていて楽しく、退屈な会話シーンでもダレずにプレイできる。
ちょっと女性キャラ足りねえんじゃねえかなとか、ヒロインと主人公の服の色が同じなので、後ろから見た時に見分けがつかないとか、主に男性がプレイするデジモンなのになぜ女性ウケをねらったイケメンキャラが多数登場するのとか、色々気になるところはあるが、それでもストーリーが良い、ていねいな作りのJRPGがプレイしたい人にはおすすめできるタイトルだ。
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