デジモンストーリー ハッカーズメモリー はなぜ失敗したのか　売り上げ 苦戦 爆死 サイバースルゥース

ハカメモ、売上的に少し苦戦しております…。次回作の為にも、もし購入を迷っている方が居りましたらオススメ頂ければ幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。

— ハブ (@habumon) December 25, 2017

デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー の国内の初週売り上げは、4万4千本でした。それを受けて開発者の"羽生和正"プロデューサーが、売り上げが苦戦していると発言しました（上のツイッター）。

なぜハッカーズメモリーは失敗したのか、そもそも失敗なのか、攻略サイト管理人として発売日から見てきた情報をまとめて紹介します。

デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー はなぜ失敗したのか

宣伝、売り方の失敗
・ほとんどの人がハッカーズメモリーは、完全版、リメイクだと思っている
>実際に買ってプレイするまで、新作+前作の2本立てだと気づかなかった

タイトルが悪い
・デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリーがこのゲームの正式名称
・これでは、前作「サイバースルゥース」のスピンオフ作品のような印象を受ける
・デジモンストーリー サイバースルース2の方が、ユーザーにとって分かりやすいし、宣伝しやすかった

発売時期が悪い
・2017年の12月14日に発売された
・12月は他にもPS4の新作が多数発売されており、過密日程になっていた
・基本的に、年末商戦は任天堂ハードのソフトがよく売れる
・PS4のRPGが少なかった10～11月なら、もう少し伸びたのではないか

初週売り上げ4万4千本
・PS4で、4万4千本は失敗ではない
・例えば、アイマス ステラステージは2万3千本、リディースールのアトリエは2万1千本、鉄拳7は5万8千本、いただきストリートは6万本、サイコブレイク2は4万2千本
・デジモンの新作で、国内の初週4万4千本は妥当
>海外でさらに上積みできる

・PS4で発売されるゲームソフトの国内の初週売上は、1～3万本か、4～6万、7～14万、15万本以上の大きく分けて4種類に分類できる

・PS4ではほとんどの場合、4～6万本の佳作レベルの初週売り上げに落ち着く
・元から期待されていた新作や、固定ファンがいるゲーム、たまに全く読めないゲームが、7～14万本売れる
・人気ゲームの続編が、15万本以上安定して売れている

・これら他のPS4のゲームの売り上げと比較すると、デジモン ハッカーズメモリーの初週売上4万4千本は妥当であり、むしろ爆死しなかっただけ、根強いファンに買い支えられている事が分かる

売り方を変える

良いゲームは評価される
・例えば、初音ミクフューチャートーンは、ダウンロード版のみで販売されて初週売上3万本から、じわ売れし続けて、1年後に16万本売れた
・初音ミクフューチャートーンは、DLCがけっこう高いやつがあったので、その分も稼げている
・さらに1年後にパッケージ版が発売されて、初週売上3万5千本売れた。これで合計約20万本近く売れている
>初音ミクフューチャートーンDXの感想

売り方を変える
・デジモンストーリーは、海外で人気がある
>鉄拳7のように、海外で売れるゲームにシフトするのもアリ
・これからは4万本売れるゲームとして作る。DLCなど熱心なファン向けに商品を提供して買ってもらう

・例えば、真エンドのDLCエピソード追加や、人気デジモンをDLC配信するなどすれば、熱心なデジモンファンはまず買い支えてくれる
>ただしアイマスのような1回のDLCで2万9千円とか、ガンダムバーサスのように"中古対策"で、1ヶ月ごとに小出しとかは良くない。ユーザーをバカにしている

・DLCは悪い事ではなく、上手く使えば、ユーザーにとってもゲーム会社にとってもwin-winの、とても素晴らしいシステムだと思う
>PS4のユーザーは購買力が高いので、初週売って終わりではなく、しっかり良いDLCを提供して買ってもらう

4万本売れるゲームとして作る
・元から初週売上4万本くらいと想定して、固定ファンにDLCを買ってもらうなど、DLCや他の方法でマネタイズする
・海外でうまく宣伝して売るなど、これはバンダイの販売担当がうまくやる必要がある
・とにかく宣伝がよくなかった（完全版、リメイクと思われていた）ので、もう一度宣伝し直して、新作+前作の2本立てだとアピールする

ハカメモ限定版買いました。僭越ながら、あまり苦戦とか良くないイメージがつくような事言わない方が良いかと思います。もっと楽しい話題で盛り上げていきましょう！自分も次回作やりたいので良いところを知人に宣伝しときます。

— シン (@shin_tatu) December 25, 2017

・最後に、開発者がネガティブな事を言ってはいけない。国内の売上はほぼ初週で決まるが、そこでグチっても売り上げは伸びない。日本人は人気の商品に集まる。人気があるから買う。人気がないゲームは買わない。
・ウソでもどこも品切れしており、品薄です！とか、行列できてます！とか、前作まるまる1本入ってますよ！お得です！とか、ポジティブキャンペーンを行った方がジワ売れする可能性が残せる

・良いゲームなんだから、開発者が自信持って面白い！と、プラチナの神谷氏みたいに、何でお前ら買わないの？くらい言ってほしい

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