梅原大吾「eスポーツは、スポーツの域に達していない。反射神経が勝敗要因で、若い人しか勝てないゲームは底が浅い。」 格闘ゲーム FPS

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ニューズウィーク2019年5/7号に、格ゲーで有名な梅原大吾氏のインタビュー記事が掲載された。自身もプロゲーマーである梅原大吾氏が、eスポーツはまだスポーツの域に達していないと語るなど、なかなか刺激的な記事だった。

梅原大吾「eスポーツは、スポーツの域に達していない。反射神経が勝敗要因で、若い人しか勝てないゲームは底が浅い。」

ニューズウィーク「梅原大吾インタビュー」 2019/5/4

https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2019/05/post-12059_1.php

梅原大吾氏がプロゲーマーになって9年。彼を支援するスポンサーは4社を超える。eスポーツはブームとなり、スポーツのアジア競技大会で正式種目に採用され、オリンピックの正式種目にも検討されている。

しかし梅原は、そんな状況を達観して(冷ややかに見て)いる。

梅原大吾:
eスポーツではテレビ局などの大きなお金が動くから、オリンピックなどの巨大イベントに組み込もうとする流れは自然なこと。

少なくとも僕がプレイしている格闘ゲームは、まだスポーツの域に達していない

勝つことだけに執着して強いキャラを使えば、eスポーツが盛り上がるというほど単純ではない。

(格ゲーには魅せプレイがあるが)スポーツ競技としてシビアにやれば、そうした土台が崩壊する

それ以外のゲームについても(FPSなど)、例えば反射神経が圧倒的な勝敗要因であり、若い人でなければ勝てないようなゲームは底が浅い。経験や戦略など、複数の要素が反映される仕組みが必要。

eスポーツはもてはやされているが「下駄」をはかせてもらってるのが実情。

感想

梅原大吾が言うと重みが違う。説得力がある。

昨今報道されている「eスポーツ」は、バックに吉本やテレビ局がおり、カネ目当てでゲームに関わってる事が分かる。

吉本の芸人がプロゲーマーになった、eスポーツが世界中で流行ってるなどと報道されているが、ハッキリ言って日本では盛り上がっていない

それは「作品愛」がないからだ。

このeスポーツを推進してるのが、格闘ゲームのユーザーたちなら、それは盛り上がるだろう。ユーザーの意見という事になる。

しかし実情は違う。上から金が動いて、ゲームをバカにしている吉本やテレビ局が「プロゲーマー(笑)」などとかつぎあげているのが現状だ。

そもそもゲーマーはガチでゲームやってるわけで、吉本芸人がプロゲーマーですとか、そんなふざけた話を受け入れるわけがない。にわかは一番嫌われる

学生の頃、池袋のゲーセンに通っていたが、上手いプレイヤーの筐体の後ろに立って、動きを1日中見ておぼえる。夜11時にゲーセンが閉まったら夜中までやってるボーリング場のゲーセンに移動する。朝までプレイしてファミレスで反省会。ゲーマーってそのくらいゲーム愛がある。

今eスポーツを推してる奴らからは、そういうものが感じられない。「金」の事しか考えていない

次に決定的なのが、「日本人はゲームを本心ではバカにしている」という事がある。

日本の大人に「ゲームはスポーツです」と言っても鼻で笑われるだけだ。

今プロゲーマーだと言って活動してる人達も、本心で言えば「恥ずかしい」と思ってるだろう。日本にはそういう空気がある。

「ゲームばかりやってないで働け」こういう考え方がある限り、日本に「プロゲーマー」の時代が来る事はない。社会的に認められていない

 

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【編集後記】
今回の梅原大吾のインタビュー記事が掲載されたニューズウィークのネット記事に「この記事はニューズウィーク5/7号の特集より。くわしくは本誌をご覧ください!」と書かれてあったので、インタビューの続きが読めると思って、AmazonのKindleで「ニューズウィーク5/7号」を400円で買った。

中身を確認してみると、続きなどなかった。インタビューはネット記事の分だけであり、雑誌版をお金を払ってまで買う価値はなかった。だまされた。

返金して欲しいけど、まあこういう事もあるんだなと勉強になった。

 

(c)Newsweek

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