フェイト エクステラ リンクをさっそくプレイした。オープニングやイベントシーンは微妙と思ったが、戦闘パートやキャラクターの3Dモデリングは意外に良くできていた。
フェイト エクステラ リンク をプレイした感想、レビュー
PS4、PS Vitaで2018年6月7日に発売された「フェイト エクステラ リンク」は、2016年11月10日に発売された前作「フェイト エクステラ」の続編となっている。前作は新規IPながら初週15万8000本売り上げた。完全にノーマークだったので、非常にくやしい思いをした記憶がある。(15万本も売れるなら記事上げていたのに!)
というわけで私は前作をプレイしていない。スマホの人気ゲームFGOもやっていない。ていうかフェイトに興味ない。そんな完全にニュートラルな、一人のアクションゲーマー好きとして、この「フェイト エクステラ リンク」をプレイした感想を画像つきで紹介しよう。
無双ゲーム
フェイト エクステラリンクは、コーエーテクモの"無双シリーズ"とよく似ている。
画面いっぱいに大量に出現する敵を、必殺技を連発して、超必殺ゲージをためて、中ボスをたおしてエリアを制圧していく。戦闘エリアは、モンハンのように10個くらいの各エリアがつながっている。
・防衛目標(守らないといけない味方キャラ)がいる
・たおした中ボスがゾンビのように何回も復活して、ちがうエリアに出現する
・同じ中ボスが何回も出現する
・早く中ボスをたおせ、早く味方を助けろと、急かされる。いそがしいゲーム
・エリアを行ったり来たりして、何回も中ボスをたおさないと、ボスが出現しない
・つまり1ステージクリアするのに時間がかかる。15~30分くらい
ぶっちゃけ開発同じだろってくらい「無双☆スターズ」とよく似てる。ちなみに2017年発売の無双スターズは初週売上5.8万本。大して評価はされていない。
アクションゲームとしては爽快感があって楽しい
フェイト エクステラリンクは、移動スピードが早く、ジャンプなどの挙動も良い。動かしていてストレスを感じない(戦闘、拠点パート含む)。
サクサク動くので、キャラを動かしていて楽しい。ゲージをためて「宝具開放」など、超必殺技のシーンはド派手な演出が楽しめる。戦闘の爽快感はまちがいなくある。
イベントシーンはファンじゃないと楽しめない?
このゲームは、イベント会話パート→戦闘パート→イベント会話パートで進行する。イベント会話パートは、スパロボっぽい(上の画像)。
例えば、キャラクターのバストアップの1枚絵で会話が進み、ステージの分岐や、キャラクターの装備画面、ギャラリーモードの充実など、とってもスパロボっぽい。
無双系の爽快アクションゲームに、スパロボ風の会話シーンが合うかは・・・?
スパロボ風のミッション選択画面
↑こんな感じでノベルゲーのように文章だけで話が進むことも。原作リスペクトなのかは知らないが、ぶっちゃけ微妙。3Dアクションゲームにこんな要素、演出はいらない。
3Dモデリングは最高!!!
3Dモデリングはかなり良い!
同じくPS4でキャラゲーを作っているアクリア(ソードアートオンライン・ホロリア)や、アートディンク(アクセルソード)など、他の有名なゲーム開発会社と比べても、こっちの方が良いんじゃねと思わせるくらい、細かいディティールにまでこだわっている。
よく動くし、影もついてるし、肌もきれいで、髪が体を突き抜けていたりもしない。3Dモデルの開発技術はかなり高いと感じた。
FPS視点モード
フェイト エクステラリンクには、FPS視点(主観視点)モードがある。実際の主人公から見たカメラ視点で操作できるので、見慣れた拠点シーンでも、視点を変えれば没入感が増し、新鮮なプレイ体験が得られる。
FPS視点モードは、拠点でしか使えず、戦闘では使えない。3DモデリングとFPS視点モードがすばらしいので、この素材でスカイリムのようなFPS視点のRPGがプレイしたいと思った。
パン○ラあり
余談だが、このゲームでは女性キャラのパ○チラが好きなだけ見れる。
ゲーム会社によっては、○ンチラしないように鉄壁ガードや、スカートの中を暗転させたりする(PSVRの初音ミクなどはのぞくと画面外エラーと表示される)。
しかしアニメや映画では当たり前のようにお色気シーンがあるのに、ゲームでは許されないのは納得がいかない。ゲームも同じエンターテインメント(個人の趣味、娯楽)であり、キレイな女性が多数出演するのならパンチ○くらいは許されても良いはずだ。というか美しい3Dモデルの女性キャラのパン○ラは需要がある。それだけで中古対策になりうる。
って、シャルルマーニュが言ってました。
その他、気づいたこと
3Dモデルとは別に、上の画像のようなバストアップの1枚絵が各キャラクターに用意されている。キャラクターを選択すると、ニパッてする。
最初からプロフィールモードが全開になっており、戦闘モーション、ボイスなどが、サーヴァントギャラリーで確認できる。
ゲーム開始後、ダラダラとイベントシーンをやらずに、すぐに戦闘が始まったのは好印象。戦闘チュートリアルでは、戦闘を中断して画面の真ん中に操作画面が表示される古臭いタイプだったのが残念。
(c)マーベラス / TYPE-MOON