FF12スイッチ版とXBOX ONE版が、2019年4/25に発売される。
2017年7/13にPS4で発売された「FF12 ゾディアックエイジ」に新要素を追加したいわゆる"完全版"であり、先日のスイッチ板「ドラクエ11S」完全版に続いて、またかと思った。
FF12→スイッチで完全版 FF15→DLC中止なぜなのか
最近のスクエニまとめ
【PS4】FF15→DLC中止
【スイッチ】ドラクエ11→追加要素入れた完全版
【スイッチ】FF12→追加要素入れた完全版
【PS4】FF7リメイク→2018年発売予定→FF7リメイクは3分割商法にする→キングダムハーツ3延期→キングダムハーツ3の開発を優先するために開発ストップ→キングダムハーツ3のDLCを優先して開発中→スイッチ版FF7を2019年3/26発売
【PS4】シャドウオブトゥームレイダー→前作から開発が変わる→見事爆死【IP死亡】
【PS4】ジャストコーズ4→中途半端なクソゲー化【IP死亡】
【PS4】ドラクエビルダーズ2→スイッチの性能に合わせてクソゲー化【IP死亡】
【PS4】レフトアライブ→パっと見クソゲー【新規IP】
FF7リメイクは開発がおくれて、シャドウオブトゥームレイダーは微妙で、ジャストコーズ4は爆死して、ビルダーズ2も爆散した。このままいくとレフトアライブも爆死するだろう。
開発期間が足りてないように感じる。すべて中途半端。もっと時間をかけて作って欲しい。IPを大事にして欲しい。良い作品は評価されるが、決算対策で開発期間が足りなかったクソゲーはすぐ見抜かれる。開発体制にも問題があるようにみえる。
最近のスクエニおかしい
昨日は、新卒内定式2件に会食も若手社員。いいっすね。社員の3分の1を20代にしたら、問題の7割は片付くんじゃないかな。
— 和田洋一 (@yoichiw) October 2, 2010
和田洋一元社長(2003~2013)の頃のスクエニは、「暗黒期」と呼ばれており、失われた10年などと言われている。和田元社長は、スクエニの中核であるFF開発スタッフ等を1000人近くリストラした。上のツイッターは当時の発言だ。
2013年に松田洋祐氏がスクエニの社長に就任すると、一転、ドラクエヒーローズ、FF7リメイクなど、プレイステーション向けに新作が大量投入された。プレステユーザーは松田社長を絶賛した。
しかし2018年11/7の決算報告で、スクエニの業績悪化が判明すると、翌日に「FF15DLC中止」が発表され、「スイッチ板ドラクエ11S完全版」の極悪非道な追加要素が発表されるなど、真っ先にPSユーザーを切り捨てにきた。
業績が悪化してるのだから何か原因があり、誰かが責任を取る必要はあるが、なぜPSタイトルばかりが開発中止や軽視され、スイッチ版などユーザーがいないタイトルに注力するのか。これでは和田元社長の二の舞ではないか。
PS4版もアップデートしろ
【スイッチ(XBOX ONE)版の追加要素まとめ】
・ライセンス(ジョブ)リセット機能
・ガンビットのセットを増やす
・強くてニューゲームを完全版仕様に
・フレームレートを60fps化(XBOX ONE Xのみ)
スイッチ版FF12のこれらの追加要素は、システムの拡張であり、すべてアップデートで追加可能だ。
PS2版(2006年)やPS4版(2017年)「FF12」をプレイしたユーザーがこういう機能が欲しいと求めていた追加要素であり、PSユーザーのフィードバックに基づいている。
それをあろう事か、PS4版にアップデートで追加せず、なぜか別機種のスイッチやXBOX ONE版の目玉としてリリースするという。
これはまさしく「完全版商法」であり、PS4不完全版を買ったユーザーをなめきっている。
ドラクエに続き、FFまでもPSを裏切る形となった。
ユーザーは馬鹿じゃない
周囲の人からそれなりの評判を得るには20年かかる.
だが,その評判はたった5分で崩れることがある.
そのことを頭に入れておけば今後の生き方が変わるはずだ.
-- ウォーレン・バフェット --— 名言bot フォロー100% (@bot_meigen_bot) February 24, 2019
ドラクエ11S完全版がスイッチで発売される。FF12完全版がスイッチで発売される。
PS4ユーザーは、スクエニに不完全版を買わされて、アップデートやDLCなど何のサポートも得られなかった。スクエニから何の釈明もなかった。
2018年12/20に発売された「ドラクエビルダーズ2」は、前作と比べて大きく売上を減らした。スイッチとマルチにしたのが原因の一つなのは明らかだ。低性能ハードに足を引っ張られている。
次のドラクエ、FFの売上が楽しみだ。ユーザーは馬鹿じゃない。裏切られた事はよくおぼえている。
例えば、メタルギアソリッド5を作り、コナミの副社長まで務めた小島監督を、コナミは監禁、監視して仕事ができない状況に追い詰めた。自分の作品の受賞式にも出られない小島監督(上の動画)に、世界中のゲームファンやゲーム関係者が同情し、世界中で「ファックコナミ」が流行した。今現在もコナミはゲーマーに敵視されている。
例えば、2017年までディスガイアなどPSユーザーに一定のファンがいた「日本一ソフトウェア」が、2018年1月に「スイッチ版は20万本売れた。スイッチをメインにする」「イース8をスイッチに移植する」など、脱Pスイッチ寄りのポジション発言をしたところ、PSユーザーを敵に回した。その後、日本一ソフトウェアは「任天堂買取保証」で問題になった。それまでは敵視されていなかった。
例えば、けものフレンズを作ったたつき監督をカドカワがクビにした。カドカワは炎上商法で話題を集められると考えて「けものフレンズ2」を放送した。しかしアニメファン、アニメ関係者のほぼすべてから総スカン、総叩きを受けている。けもフレ2監督の木村隆一氏の名は地におちた。
「人から評判を得るには20年かかる。だが、その評判はたった5分で崩れる。」 ーウォーレン・バフェット
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