レッドデッドリデンプション2 はメタスコア98点だった!今年を代表する傑作!ゲームオブザイヤー確定!とか大騒ぎしているようだが、俺はそう思わなかった。実際にプレイしてみたら、操作性クソだし、グラフィックも大した事ない、戦闘も面白くない。会話シーンも微妙で、選択肢はほぼなく、一本道の古臭いオープンワールドゲームと感じた。
もちろんそうとうお金をかけたゲームなのでクソゲーとかでは断じてないが、先日発売したアサクリオデッセイと比べて、レッドデッドリデンプション2 の方が良い点が見つからない。PS4スパイダーマンのようなインパクトを一切感じなかった。
【10/27追記】さらにプレイして、新しい感想記事を上げました→ レッドデッドリデンプション2 クソゲーじゃなかった
レッドデッドリデンプション2 をプレイした感想、レビュー
レッドデッドリデンプション2 の良い部分
圧倒的なボリューム
・レッドデッドリデンプション2 は、ストーリーミッションだけで104個あり、全クリするのに50時間以上かかる
・さらにサブミッションが多数あり、動物図鑑のコンプリートなどのチャレンジ要素が多数ある
・11月にはレッドデッドオンラインがスタートする
まるでハリウッド映画を見ているような丁寧なストーリー
・物語はすごく丁寧に描かれており、80年代(良い意味で)の西部劇映画を見ているようだった
・王道ストーリー、ギャング、仲間の結束など、世界中で通用する普遍的なテーマ
意見が分かれるところ
戦闘は面白くない
・敵の位置がミニマップに表示される子供用TPS
・スローモーション(デッドアイ)あり
・強力なオートエイムが初期設定でオンになっている
・味方が敵をたおす
・と思ったら、あっさり味方がやられてゲームオーバーになる
・戦闘のバランスが取れていない
・敵がどこからか大量にわいてくる
・オープンワールドなのに、ラッシュ戦闘が多発する
・敵はただのカカシ
・難易度変更なし
・ふだんゲームをやってる人なら、テレビを見ながらクリアできる子供用の戦闘
最初はカベに隠れて撃ち合ってたが、めんどくさくなったので走りながら敵に突っ込んで、デッドアイ(スローモーション)で無双するようになった(上の画像)。難易度変更がないので、これ以上難しくできない。
敵の位置が常に表示されるTPS、さらにスローモーション発動し放題は、さすがにやりすぎ。
グラフィックはそんな良くない
・ゲームを開始するとヒゲ面のおっさんと汚いおばちゃんたちが猛吹雪の中移動する
・それが数時間続く
・チャプター2でやっと明るい場所に到着するが、アサクリオデッセイと比べるとたいしたグラフィックではない
会話シーンが微妙
・同じオープンワールドゲームのウィッチャー3やアサクリオデッセイの美麗な会話シーンを見た後では、レッドデッドリデンプション2 の会話シーンはPS3レベルに見える
・会話の選択肢分岐がほとんどない
・ギャングの仲間に話しかけてもたいしたリアクションはない
(参考)アサクリオデッセイのグラフィック(PS4通常版)
2018年10/5に発売されたアサシンクリードオデッセイ のグラフィックと比べて、レッドデッドリデンプション2 が勝ってる部分が一つもない。
戦闘もアサクリオデッセイはダークソウルと同レベルのクオリティまできており、比較にならない。
レッドデッドリデンプション2 のダメな部分
操作性がクソ
・数年前のゲームのUI。アサクリオデッセイと比べたら雲泥の差
・人と話すのにL2を押しながら□ボタンを押す必要がある。○ボタンを押すと敵対する
・○ボタンでリロード(笑)
・押しやすいR1ボタンは、カバー(笑)
・△ボタン長押しで敵をいちいちひっくり返してアイテムを回収する。5秒くらいかかる(上の画像)
・□ボタン長押しで机のアイテムを回収する
・L1ボタンで帽子をひろう
このように、アイテム回収だけでも△、□、L1ボタンとバラバラ。ハッキリ言ってひどい
武器サークルがクソ
武器チェンジするには、L1を押し続けると武器サークルが出現するのだが、さらにR2ボタンで武器を探す必要がある。直感的に変更できない。武器変更のために、両手の指をフル活用して、何回かボタンを押す必要がある。
アイテムを使うには、L1を押したままR1を押して右スティックでカーソルを動かして、R2(L2)で選ぶ必要がある(上の画像)。大げさには言ってない。最短でこの手順が必要
あんまりひどいのでここで初心者は詰むのでは?と心配になってわざわざ攻略記事を上げたほどだ。
HP表示は、米粒
・最も重要でゲーム中一番良く見るHPバーは、画面左下のミニマップの左上にちっさくある
・スタミナゲージバーはその横にある
>上の画像の左下のミニマップの上にある4つの米粒がステータスバー。一番左がHPバー。その横がスタミナバー
・そのゲージバーがひどくて、丸い円の外側がゲージで、中央は特に関係ない
・テレビが小さいと見えない
一本道ゲーム
・ストーリーミッション数は104個と圧倒的なボリュームだが、ほとんど分岐はなく、ただひたすらストーリーを追い続けるだけ
・ムービーゲーに近い
話が暗い
これがニューゲーム後すぐの場面。ギャングの一団が猛吹雪の中食料もほとんどない状態で移動している。FF6のBGMが流れてきそう。
いきなり人がしぬ。
暗い吹雪の中を馬に乗って移動。これが最初のプレイアブル場面。このくら~い猛吹雪のシーンが3時間くらい続く。
別に面白くないとは言わんが、話が暗い。美人もいないし、ヒゲ面のおっさんと汚いおばちゃんしかいないので、作品に華がない。これが映画だとしたら酷評されてただろう。
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【10/27追記】チャプター1の雪山ステージでなんだこのクソゲーと思ったのだが、チャプター2に入って明るい場所に着き、本格的にオープンワールドでプレイできるようになると、あれ、意外と面白いかも?という評価に変わってきた。
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