スクウェア・エニックスの開発チーム"スタジオイストリア"が制作していたRPGゲーム「プロジェクト・プレリュード・ルーン」が開発中止になったと話題になっている。
スタジオイストリアの公式サイトや公式ツイッターは削除され、スタジオイストリアの代表を努めていた馬場英雄氏は、2019年3月末でスクエニを退社した。
イストリアだけにスクエニの椅子取りに負けたのかもしれない。なんちゃって。
スクエニのPS4専用RPGが制作中止! スタジオイストリアの公式サイトが消滅
削除されたスタジオイストリアの公式サイト
スタジオイストリアの公式サイトにアクセスすると、スクウェア・エニックスの公式サイトに転送される。スタジオイストリアのサイトは削除された。
スタジオイストリアの公式ツイッターアカウントも削除された。
https://twitter.com/studioistolia
スタジオイストリアとは
馬場英雄氏がスタジオイストリアの同社代表を退任。3月末でスクウェア・エニックスも退社に https://t.co/c8UZJG7XNA #スタジオイストリア #STUDIOISTOLIA #馬場英雄 pic.twitter.com/4ZuMg07mK8
— 電撃オンライン (@dengekionline) April 5, 2019
スタジオイストリアは、スクウェア・エニックスが2017年2月に新たなPS4専用RPGゲームを制作するために設立したゲーム開発スタジオ。
代表取締役に、馬場英雄氏が就任した。
馬場英雄氏とは
馬場英雄氏のインタビューで探る“スタジオイストリア”が目指すRPGのカタチ【電撃PS】 https://t.co/YyyeKyRobA #dengekips #スタジオイストリア #STUDIOISTOLIA #馬場英雄 pic.twitter.com/L9gVD2fMV8
— 電撃オンライン (@dengekionline) September 18, 2018
馬場英雄氏は、バンダイナムコで、テイルズジアビス、テンペスト、デスティニー2、イノセンスなど、2005年からテイルズシリーズに関わっており、最近のテイルズシリーズの総合プロデューサーを務めていた人物。
(テイルズオブシリーズの生みの親ではない。1995年に発売されたテイルズオブファンタジアは、ナムコのウルフチームが開発した。ウルフチームは後にトライエースになり、スターオーシャンを開発した。)
2017年にバンダイナムコを退社して、スクエニに入社。スタジオイストリアを任されるも、2019年3月末にスクエニを退社。
制作中止になったPS4専用RPG「プロジェクト・プレリュード・ルーン」
スクエニは2018年11/7の決算報告で業績悪化が判明して以降、FF15のDLC開発中止や田端ディレクターの退職など、プロジェクトの中止や人員整理などを行ってきた。(今期の決算も営業利益30%減)
今回の「スタジオイストリア」の解散と、馬場英雄プロデューサーの退職もその一環だと考えられる。
「モンハンワールド」「バイオハザードRE2」「デビルメイクライ5」などPS4ゲームで復権を果たしたカプコンとは対照的だ。
(c)スクウェア・エニックス