かばんちゃん「私はかばんって呼ばれてる」
キュルル「かばんさん、助けてくれてありがとうございます!」
*かばんちゃんは、たつき監督が制作した「けものフレンズ」1期の主人公。たつき監督のオリジナルキャラ。たつき監督をクビにして制作された「けものフレンズ2」で再登場したかばんちゃんは、かばんさんに名前が変更された。
その理由は、たつき監督が憎くて仕方がない今のけもフレ2制作スタッフは、かばんちゃん人気に便乗したいので、名前や見た目、性格、設定を変更することで再登場させた。当然、前作ファンは激怒した。
けものフレンズ2 サーバルを見捨てるかばんさんwwwww
サーバルを見捨てるキュルルとかばんさん
かばんさん「こっちに!アイツ(たつき)が戻ってこないうちに早く!」
かばんさん「サーバル・・・」
かばんさん「急いでアイツ(たつき)はすぐに戻ってくる!」
かばんさんと再会して呆然と立ちすくむサーバルを置いて、逃げ出すかばんさん。
キュルルとカラカルもサーバルを置いて、その場から逃げ出す。
サーバルは1人だけ置き去りにされた。
主人公のキャラ立てをする場合に重要なポイントがあります。
見た目が美しいとか可愛いとか、かっこいいとか、頭が良いとか力が強いとか、
そういう属性はほとんど意味がありません。
敵が現れた時に、自分から1歩前に出て、仲間を守れるかどうかです。
そういう絆を仲間と作る必要あがあります。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 12, 2019
かばんさん(笑)の住んでる家
あのさぁ…。動物と触れ合うアニメで、動物をシャットアウトする万里の長城みたいなカベが必要なの?
かばんちゃんは動物たちといっしょ暮らしてるイメージなんだけど。何で巨大なカベ作って、動物を拒絶してんの?
今朝見たアニメで、
大きな壁に囲まれたお家に住んでる人が出てきて、ちょっと苦笑しました。
「隣人との関わりを拒絶する人」という、
意味付けを付与することになると思うんだけどな。あらためて、外壁の崩れたオープンな図書館のデザインってすごいと思った。
深層心理に刺さるものがある。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 18, 2019
アイツ!
かばんさんやカラカルは他人の事を「アイツ」と呼ぶ。子供向けアニメで汚い言葉遣いは感心しない。
細かいところだが、設定をしっかり考えてないから、子供向け動物アニメで汚い言葉遣いや、仲間を見捨てるなどのシーンが目立つ。
動物園で子供が動物を指さして「アイツ、アイツ」と言っているのを見て、いい顔をする親がいるだろうか。
かばんちゃんが1期で、「アイツ、アイツ」とフレンズの事を指さして言ってるのを見て優しい気持ちになれるだろうか。
けものフレンズ2のかばんさんは、フレンズの事を「アイツ」と呼ぶ。
火のついた紙ヒコーキを森に向かって飛ばす
火のついた紙ヒコーキを森に向かって飛ばしたら、山火事になるんじゃないの?
1期のオマージュのつもりなんだろうけど、1期では火なんてつけてなかった。
サーバルに当たったらどうすんの?
そもそも火をつけた紙ヒコーキは飛ばない。
展開がチグハグ
カラカル「何してんのキュルル!早く逃げて!」
キュルル「ファー」
サーバル「キュルルちゃん!」
火のついた紙ヒコーキが飛んでくる。
キュルル「ねぇ、あのフレンズって…」
キュルルを助けようとせず、キュルルに興味をなくし、他のものを見るサーバル(上の画像)。
【2/19追記】けものフレンズ2 第6話の感想その2はこちら→ けもフレ2 は猫にキムチ鍋を食べさせるクソアニメ
6話の感想その3はこちら→ けもフレ2 ジャパリバスをぶっこわし、ラッキーさんを腕時計化www
子供向けコンテンツは作るのが難しい。好きじゃないとムリ
日本のユーチュバーの登録者ランキングでヒカキンを超えて1位になった「キッズライン」というチャンネルをご存知だろうか。
チャンネル登録者数は、2018年の段階で625万人を超え、上の動画の再生数は3億回という化け物としか言いようがない巨大コンテンツだ。
この手の子供向け動画は、子供が何回も見続ける、親も見るので、視聴回数とチャンネル登録者数が増えやすい。世界中で大人気だ。
上の動画を見る限りだと、自分でも似たような動画を作れそうだと思うかもしれない。同じように考えた親が子供におもちゃを遊ばせて、YOUTUBEに動画を投稿してるのをよく見かける。
しかしこれ言うほど簡単ではない。
上の動画はもちろん台本があり、子供が勝手に遊んで撮影してるわけではない。親が子供向けのおもちゃを買ってきて、子供に言わせるセリフも考えてる。
上の動画でじゃあ実際に考えてみよう。アイスクリームおままごとセットを使って、子供に商品レビューをさせるとする。実際にアイスクリームおままごとセットをさわってみる必要がある。そして視聴者の親や子供が共感するようなセリフを考える。
ほとんどの大人がこの段階でざせつする。子供がいる親ならいざしらず、子供を持たない大人にとって、子供の気持ちなど分かるはずがない。
頭ではアイスクリームおままごとセットなど、バカにしてるわけで、その状態ではまともなレビューなどできない。
どうしても歳をとって大人になると、子供向けのコンテンツを見なくなる。今あんぱんまんやドラえもんを見たいと思うだろうか。大人になるとそういう子供向けアニメは卒業する。
キッズラインがやってるのは、上の動画の「たのしい幼稚園」と同じ事であり、幼稚園児に人気のコンテンツを幼稚園児目線で実際に遊んで、子供や親向けに分かりやすくレビューしている。
これは苦痛でしかない。実を言うと、以前やった事がある。ユーチューブで子供向け動画が流行ってると知って、一生懸命調べて、別サイトで記事を上げていたのだが、ほんときつかった。
ぜんぶひらがなで、「わーすごいね。 みんなも たのしく おりょうりしようね!」こんな文章を、毎日、毎日書き続ける。毎日子供向けのおもちゃの動画をチェックする。苦痛でしかない。
子供向けコンテンツは、好きじゃないと、才能がないとムリという事がイヤというほど分かった。
子供は敏感なので、おもしろくないもの、子供だとバカにしてるものはすぐに見抜く。
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(次の記事)けもフレ2 は猫にキムチ鍋を食べさせるクソアニメ
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