かばんさん「これを持っていって。役に立つと思う。ラッキービーストだよ。」
キュルル「これがラッキーさんなの?」
けものフレンズ2 ジャパリバスをぶっこわし、ラッキーさんを腕時計化www
ラッキービーストとは
ジャパリパークの案内整備を担当するパークガイドロボット。ジャパリパークからいなくなった人間の代わりに、動物のフレンズの世話や食料(ジャパリまん)の管理を行っている。フレンズたちからは「ボス」と呼ばれ親しまれている。
ラッキービーストは複数いる。
アニメ「けものフレンズ」1期では、1話から12話まで全話に登場した(レギュラー)。かばんちゃんを「図書館」に案内する目的のために、同じラッキービーストが最初から最後までついてくる。
ラッキービーストは「ロボット」なのだが、長いこといっしょにいたロボットに感情が宿るのか、というメッセージ性もアニメ1期には込められていた。
アニメ版1期では獅子奮迅の活躍を見せ、12話ではかばんちゃんを助けるため、サーバルたちを指揮し、最後は大型セルリアンと共に海の底に沈んでいった。
サーバル。3人での旅、楽しかったよ
ラッキーさん「サーバル。3人での旅、楽しかったよ」
サーバル「当たり前じゃない!かばんちゃんを助けて、また色んなところ行くんだから!」
けもフレ2 木村監督「1期はサーバルとかばんちゃんの2人旅だった」
けもフレ2 木村隆一監督:
新しい主人公は必要ですからね。前作(1期)はサーバルとかばんちゃんの2人がメインだったので、サーバルと主人公と、もう1人増やすことにより絵面や会話で前作とはまた違ったこともできたらいいなと思って、カラカルを登場させました。
ラッキーさんにキレるかばんさん
ラッキーさん(量産型)「そろそろ整備が必要だよ」
かばんさん「帰ったらやるよ(イラッ」
ラッキーさんを無造作に引き出しに投げ込むかばんさん
引き出しの中には、大量のラッキービーストが確認できる。
時計がラッキービースト?
信じられないだろうが、上の画像の時計がラッキービーストだ。なんでかばんさんが、お腹のプロジェクター部分のみを引き出しにコレクションしているのか、一切説明がないし、理解したくもない。
ふつう一緒に旅した仲間を、お腹だけ切り取って、引き出しに入れるかぁ?
キャラに対して、「あの行動が理解できない」という批判がされる場合は、
その行動の理由となった心境についての説明がされてないためです。
たとえば、祖父の形見の懐中時計を、他人にあげてしまうとか。重要な場面で、心境の変化の説明を、
視聴者の想像に委ねるのはよろしくないでしょう。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
かばんさんの女中となった図書館コンビ
アフリカオオコノハズク(博士)と、ワシミミズク(助手)の図書館コンビは、けものフレンズ2でかばんさんの家で、召使いをやっていた。お茶を持って登場する。
この図書館コンビ、アニメ1期では「ジャパリパークの長」という設定で、お茶くみをするようなキャラクターではなかった。
けものフレンズ「としょかん」
博士と助手は、ちょっと捻くれたキャラです。
でも、嫌味な感じはありません。なぜかというと、「料理を作れば何の動物か教えてやるです」という条件を出した後は、
かばんが料理を作る行程を一切邪魔しないからですね。
主人公を困らせないことで好感度に繋がる。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
博士と助手は、かばんの料理作りの邪魔はしませんでした。
ここで、雑な脚本だと、
「おまえに料理は無理だ」「どうせ失敗する」と、
頭ごなしにネガティブな台詞を書いてしまいがちです。
それは敵キャラの吐く台詞なので、
味方キャラに言わせないほうが良いでしょう。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
ジャパリバスをぶっこわすサーバル
サーバル「よーし決めちゃうぞ!うーにゃー!」
ドカーン!ジャパリバスがこっぱみじんに吹き飛ぶ。
カラカル「手ごわかったわね」
かばんさん「ありがとう!」
サーバル「どういたしまして!」
サーバルがジャパリバスを破壊している間、何もせずボーッと見ていたかばんさん。
目の前の事件に対して、ボーっと見てるだけのキャラがいる。
そういう演出の場合、単に動揺して固まってるか、
キャラにとってその事件は、過去の体験や因縁を想起しつつも、
何もかも諦観して受け入れてるというような意味になる。
どちらの意味付けなのか、ミスリードの意味も含めて判別は難しい。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
あるキャラが、ある出来事と遭遇したとしても、
脚本が適当に書かれてて、キャラが意味のあるリアクションをするように、
指示されてない場合もあります。そうすると、コンテを切る人は、シーンの意味付けに困ってしまって、
キャラをボーっと立たせるだけにしてしまうかもしれません。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
普通、監督が全てのシーンをチェックしているので、
この大事件のシーンで、このキャラは、どうしてボーっ見てるだけなんだろう?
と、視聴者を困惑させるようなことはしないでしょう。
なんらかの意味のあるシーンとして、場面を設計してるはずなので。
はずなんですが。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
大事件を目の前にしたキャラがいたとして、
それに対するドラマを作るのがめんどくさかったりすると、
何かを悟ったように、ボーっと見てるだけにして、
視聴者を信頼して行間を読んでもらう、という演出という名の誤魔化しをすることは、
あります。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
ジャパリバスとは
ジャパリバスとは、けものフレンズを象徴する乗り物。アニメ1期では、ジャパリバスに乗って各地を旅した。
2話でこわれた状態で登場し、かばんちゃんとサーバル、ラッキービーストがフレンズたちと協力して修理しつつ乗っていた。
毎回のように故障するが、フレンズたちの助けを借りて動かしていた。
11話でセルリアンにおそわれて破壊される。
12話で、サーバルとフレンズたちが修理して、かばんちゃんにプレゼントした。
1期ラスト(12話)で、かばんちゃんは、修理して船へと改修されたジャパリバス2号に乗って、海へと去っていった。
そんな思い出深いジャパリバスを、「けものフレンズ2」のかばんさんとサーバルはノーリアクションでぶっこわしている。何のフォローもなかった。
映画のスタートレックや、スターウォーズで、
作品を象徴するモノを、新作映画で破壊してしまう傾向というものがありますが、
あればかりは、衝撃というより、辟易してしまいますね。
ちょっと意味がわかりません。
それで、新しい何かを生み出せたと勘違いしておられるのか。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
かばんさんをにらむキュルル
かばんさんにガンとばすキュルル。何かムカついてるらしい。
キレるキュルル
(お前らのせいで)おとしそうになったじゃないか!
(アニメ6話のセリフそのまま)
主人公に課せられた試練が、
つらいものか、楽しいものかで、スト-リーの意味が変わります。危険な場所へ行ってアイテム探しだと、
ハラハラドキドキと、緊張感が漂いますし、
料理作りのような基本的に楽しいものなら、明るい話しになります。
むやみな緊張感を出されると、あまり癒されません。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
6話まとめ
【6話まとめ】
かばんちゃん →かばんさん
サーバルちゃん →サーバル
ラッキーさん →量産されて引き出しに入れられる
ジャパリバス →サーバルにぶっこわされる
図書館コンビ →女中になる
のけものはいない →ビースト登場
アニメ1期勢ぜんめつ。たつきの作った前作の正常化(上書き)完了!カモン!出発しんこージャパリパーク♪
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