かばんさん「あの子が原因かも・・・」
これを見て!
それあの子からもらった我々の絵なのです。
この博士の絵にセルリウムをこぼす…ほら!
四角くないのです。博士の形に似てるのです!
おそらくここに描かれた絵を取り込んでいるんだよ。そしてできあがったセルリアンの強さは…
かばん、今ピキって…
ちょっとサイズオーバーだったみたいだね…
逃げるのです!
早く!急いで2人とも!
かばんをもってるからスピードがでないのです!
ー突然現れたアライグマがワンパンでセルリアンをたおす。
これでアライさんも、命の恩人なのだ!
「ホラー」は人を不安に駆り立てます。
日常でも、誰かに怒られたり責められたり追求されたりすると恐怖を感じます。
「ユーモア」は、緊張した場面を和ませてくれる効果があります。
会話に「ユーモア」を交えれば、安心感から信頼関係が強まります。
「ユーモア」は「ホラー」を無力化するわけです。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) March 21, 2019
けもフレ2 黒幕はキュルルだったwww 10話感想
さっきのセルリアンも、この紙に書かれていたあの子の絵をコピーしていた。
それの何が問題なのだ?
大問題です!イルカたちが言っていたのです。海のご機嫌がどんどん悪くなってると…
あの子がこの先スケッチブックに色んなフレンズを書いたとしたら…急いであの子を見つけないと…そしてたおさないと…
興味深いのは、1期では、かばんちゃんの自白は茶番で収束し、
さらにパークの謎やサーバルの過去についても語ろうとします。
2期では、今まで茶番で終わってた話が多かったかわりに、
主人公が本当にパークの危機の原因になってしまうところです。シニカルの扱いが、作劇手法の違いとなってます。
— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) March 19, 2019
2期のキャラは考えが掴みにくく、会話の始まりでも、相手を疑ってかかる姿勢なので、
こちらも疑心暗鬼になってしまいます。
最後に絵を描いて渡すというのは、誠実さを表現してるので良かったのですが、
皮肉にもその結果問題が起きるということでは、
何を信じていいのか不安になります。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) March 19, 2019
あの子(キュルル、スケッチブック太郎、スケブ太郎)
やっとできたよ、ほら!
リョコウバトさんのまわりに、今まで会ったフレンズたちを書いてみたんだ!
うわあああああああああああああああああああああああああwwwwww
やさしい世界
カラカル「あれなくしちゃった!あんたのスケッチブック!」
サーバル「ドタバタしてるうちになくしちゃった!」
キュルル「もーうなにやってんの!」
大事なものだから届けてあげようと思ったの!
その結果なくしてんじゃん!
なによ!忘れる方がいけないんでしょ!
いいからみんなで探そう!
さっきのありがとうを返してよ!
うっさいわね!
そんな大事なもの何でちゃんと持っとかないのよ!
でも失くしたのはカラカルだろ!
いやあんたが忘れてたから、こっちはわざわざ!
見て!おいしそうな木の実!
ダメだ…手分けしよう!サーバルはそっち!カラカルはあっち!僕はこっちを探してみる!
やれやれだわ…
(会話ができない、空気が読めないサイコパスなサーバル)
けものフレンズファン全員が「やれやれ」って思ってるからな。
なんだこれ?まるで子供の前で言い争う親にしかみえない。
なんで責任をなすりつけあってんの・・・。たつき監督のけもフレ1期とは、正反対。
しかもこれアバン(OP前のシーン)だった。冒頭からこんなシーン見せるなよ。何でこの脚本でOKでるんだ?
いろいろな用語で、用例を考えてみました。
「イデア」(紙飛行機)
「ユーモア」(すっごーい)
「アイロニカル」(きっと良い動物に違いないであります)
「シニカル」(ぼくは、けものじゃないよ)
「ニヒル」(やれやれ)キャラの性格の描き分け等の参考になるかも知れません。
— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) March 18, 2019
映画の続篇などで、前作で結ばれた男女が、
2作目で破局してたりというケースがあります。
俳優の出演に関する大人の事情などもあるのでしょう。
どちらかといえば、観客のほうも、ハッピーなままの世界をあまり信じられないためか、
シニカルな展開にリアリティを感じて惹かれる部分もあります。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) March 18, 2019
キレるキュルル
いやそういう事じゃなくて…だからその…もういい!サーバルと話したら分からなくなっちゃったよ!
ー足を踏み外すキュルル
キュルルちゃん!
ーニュータイプの直感で気づくカラカル
ー海の底へと沈んでいく黒幕
そのまま沈んどけ
主人公が目的や自我を見失うなど、
ホラー物としては、2期の話し運びは大筋で成功しています。
ホラー好きの私としては、「面白い構成だなあ」という、感想になります。
ともあれ、1期とは、全く趣向が違う作りなんだなあということは、よくわかりました。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) 2019年3月19日
けもフレ2 OPはいいわ。まあ1期OPと同じ"大石昌良"氏が作詞作曲してるから当然なんだけど。
(c)トマソン / 吉崎観音 / けものフレンズプロジェクト