けものフレンズ2 の最終話(12話)で、アムールトラ(ビースト)が生き埋めにされた。
サーバルは海に沈むホテルで1人立ちすくむアムールトラを見かけて、声もかけずに見捨てた。
ホテルは海中に没し、アムールトラが生き埋めになったホテル屋上のヘリポートで、ペパプ(ペンギン5人組のアイドル)ライブをやろうとフレンズたちは盛り上がった。
通常なら考えられないシナリオだ。アムールトラはビースト化してるだけで、元々は良いフレンズ(動物)だった。
通常のアニメの脚本なら、最後にアムールトラが浄化されてビースト化が解けて、元の状態にもどってめでたしめでたしで終わるのが普通だ。それで救済された、救われたと視聴者は納得する。
しかし「けものフレンズ2」はあろう事か、主人公キュルルがアムールトラを悪いセルリアン退治に利用して、そのままホテルに生き埋めにした。サーバルは助けようともしなかった。こんなイカれた脚本は見た事がない。明確に「アムールトラ」に対して"悪意"を感じる。
その悪意の原因は、たつき監督のお気に入りだった可能性が出てきた。
けもフレ2 生き埋めにされたアムールトラ。たつきのお気に入りだった
https://www.amazon.co.jp/けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック-1-けものフレンズプロジェクトA/dp/4041054443
けものフレンズ1期のブルーレイディスク1巻(オフィシャルガイドブック付き)の表紙は、アムールトラ(ビースト)だった。
このオフィシャルガイドブックの内容は、たつき監督の3時間におよぶインタビュー内容だった。その事から、このBDはたつき版と言われている。
たつき版BD1巻の表紙を飾ったアムールトラが気に入らない、"誰か"がいたのかもしれない。
このたつき監督のインタビューが載ったオフィシャルガイドブック付きBDは、かなり売れており、12万部売れて品切れを起こしていた。
1期のは別のフレンズ
1期にも似たような見た目のフレンズ(動物)が登場するが、そちらはライオンで、アムールトラではない。たつき版の1期には、アムールトラは登場していない。
2期のアムールトラの登場シーンまとめ
・1話でダブルスフィアがキュルルの寝ていた場所を探索中に、外で吠える
・1話でモノレールで逃げるキュルルたちを追うセルリアンをたおす
・5話でキュルルたちの前に登場する
・6話でかばんさんが「ビースト(のけもの)」だと発言する
>人間が制御しようとしたができなかった。手にクサリをハメている
・9話でイエイヌの前に登場「ビーストは誰彼かまわずおそう」
・9話でイエイヌをボコボコにする。キュルルは見てるだけ
・9話でサーバルがにらむと、なぜか逃げ出す
・12話で海の真ん中、船の上に突然現れる
・それを見たキュルルは「ビーストをホテルに連れて行こう!」
・ビーストをホテルに連れていきセルリアンと戦わせた後、ビースト以外のフレンズ(動物)たちを船に乗せて脱出
・サーバルは水没するホテルで逃げおくれたアムールトラを見かけるも、声もかけずに立ち去る
・この時、アムールトラから紫色のサンドスターの光は出ておらず、浄化されたような演出があった。つまりフレンズに戻ってたのに見捨てた
・アムールトラを生き埋めにしたホテルの上でペパプライブをしようとフレンズたちが大はしゃぎするシーンでエンド
つまりアムールトラ(ビースト)は、1話から登場しており、サブレギュラー扱いで、サブ主人公とも言えるキャラクターだった。キュルルたちのピンチに幾度となく登場して助けており、悪い事をしたシーンは9話でイエイヌをボコボコにした時くらいしかない。
たくさん残しました!
その分色々広がりもできるかなと。多くは語れませんが、こらからも楽しいジャパリパークをみんなでつくっていきます!
— 細谷伸之@テレ東 (@nobutx_0517) April 1, 2019
あっ!
そこ、気になりますよね。
わかります!
でも、流石にここでは。。。
ごめんなさい!— 細谷伸之@テレ東 (@nobutx_0517) April 1, 2019
主人公の前に謎の強キャラが現れたとき、
第三者から「あれは凶悪な敵だ」と説明されたら、
実は心の優しい味方だった、という展開になるものだけど、
敵認定した人は軽率な人物とみなされます。
また、本当にただの敵だった場合は、物語に深みが生まれません。— 都築和彦 (@KazuhikoTsuduki) February 19, 2019
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アムールトラを"のけもの"にしたのは誰?
けものフレンズ2 でアムールトラをビースト化しようと提案して決定したのは誰だろう。
1.総監督、世界観設定、コンセプトデザイン:吉崎観音
2.監督:木村隆一
3.脚本:ますもとたくや
4.プロデューサー:細谷伸之(テレ東)
ラフですみませんが… pic.twitter.com/j8kWaoHYWk
— 吉崎 観音 (@yosRRX) August 5, 2017
吉崎観音氏は確かに疑わしいのだが、上の公式ツイートのアムールトラの自筆イラストを見る限り、アムールトラをビースト化して生き埋めにしよう!とはならないはず。
残るは、木村監督、ますもとたくや、細谷伸之(テレ東)だが、この中で一番決定権を持っているのは、実は細谷伸之(テレ東)氏だ。テレビ局のお偉いさんなので、アニメ監督や脚本家は頭が上がらない。怒らせたら、次のアニメ作品が放送できなくなる。
(参考)けものフレンズ2 第3回上映会の発言
上映終了後の拍手の後再登場
細谷P、小野さん、相羽さん、沼田Pの順に登場
細「(出演予定に書かれて無かったのに)僕と沼田さんの様なこすりつくしたおっさん二人来てすみません(笑)」
細「こんにちは!」(客席に向けて)
会場「こんにちはー(ばんは?)」
細「では小野さんからご挨拶を」— ふれしれん (@E3StF87LVMQbag3) March 5, 2019
6話について
小「色々物議をかもした・・・」
細「色々気を付けてくださいね」
小野さん、かばんちゃんさんについて切り出し
相「色々雰囲気変わったよね」
小「びっくりしたんですけど!」
木「びっくりしたよね俺も見てびっくりしたんですけど」— ふれしれん (@E3StF87LVMQbag3) March 5, 2019
細谷P:色々気をつけて(発言して)くださいね。
木村監督:びっくりしたよね。俺も見てビックリしたんですけど。
木「凄い色んなことがいっぱいあって6話(時点)の関係になって、凄い色々あってサーバルの記憶が無くなってて、いつか偉い人が(2に至るまでのサーバルちゃんのお話を)描くんじゃないかなって、(再会のシーンでは)久しぶりに出会ってでもかばんちゃんと会って嬉しいというのは描きたかったですね」
— ふれしれん (@E3StF87LVMQbag3) March 5, 2019
木村監督:かばんさんとサーバルは、すごい色んな事がいっぱいあって、6話の関係になって、すごい色々あってサーバルの記憶がなくなってて、いつか偉い人が(けもフレ2までのサーバルの物語)を描くんじゃないかな。
沼「(脚本の)ますもとさん的には120話(ある構想?)の内の1話として~」
※10年間は続いていくIPを想定した内の1話として描いてるみたいなお話だったと思います8話のPPPモーションキャプチャについて
小「凄かったー」
相「イワビーは一番動くので首をすごい動かしてて(相羽さん首を上下に振りながら)— ふれしれん (@E3StF87LVMQbag3) March 5, 2019
沼田P:脚本のますもとやくや氏的には、けものフレンズ2は120話ある構想として作っている。
このインタビューを見ると、木村監督はあまり権限がなかった、情報がなかった事がうかがえる。6話のかばんさんの変貌ぶりにおどろいたと発言しており、その間に何があったのかすら知らされていないのだと言う。これではキャラクターの内面描写などできるはずもなく、けもフレ2の人間関係が何かギクシャク、ギスギスしていたのも納得できる。監督もどういうキャラなのか知らなかったのだ。
じゃあ誰がけもフレ2の設定を考えていたかとなると、吉崎観音氏か細谷伸之(テレ東)くらいしか思いつかない。木村監督が暴露してくれればヒーローになれるんだけどなー(チラッ
(c)トマソン / 吉崎観音 / けものフレンズプロジェクト