ペルソナ5 アニメーション ダークサンは、ゲームのストーリーを丁寧にアニメ化している。
完全にゲームのシナリオそのままで、アニメ版制作会社のペルソナ5愛を感じる。
しかし、それならゲーム版でよくね?ってなる。
ペルソナ5 アニメーション ダークサン を見た感想、評価
ペルソナ5 アニメーション ダークサンは、2018年12/30に放送された。
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2018年4月から放送されていたペルソナ5アニメーションの続編となっており、物語のクライマックスシーンが描かれる。
アニメ版はゲーム版の総集編
私はペルソナ5を2016年の発売日に買ってプレイしてクリアした。
アニメ版を初めて見た感想は、すげえゲーム版そのままだなと。原作に忠実なのだろうが、ゲーム版をクリアした人から見ると、何の新鮮味もないのだ。
というか、アニメ版はゲーム版の総集編のような感じで、過程をすっ飛ばして結果だけを見せている。
ペルソナ5のゲーム版は、自分でジョーカーを操作して、選択肢を選んで自分で物語を作っていく。
双葉と仲良くなったり、好きな女の子と仲良くなってバレンタインでチョコをもらう、修学旅行などイベントも多数ある。
いくらアニメ版がゲーム版のストーリーを丁寧になぞっても、それだけではゲーム版を超える事は絶対にできないのだ。
アニメ版のオリジナルストーリーが見たかった
それよりもペルソナ5ファンとして見たかったのは、ゲーム版で描かれなかった明智吾郎の日常生活の描写や、先生のメイド姿のシーンなど、アニメでしかできない水着回とか、温泉回とか、そういうアニメ版ならではの独自性(オリジナリティ)がほしかった。
ゲーム版のストーリーを26話+1時間スペシャルx2を使ってなぞっても、そのコンテンツに何の価値もない。
「ゲーム版やれ」の一言で済んでしまう。もっと言うなら、アニメ版はペルソナ5のネタバレをしてしまっているので、ペルソナ5のゲーム版が面白くなくなる。
アニメ自体は良くできている
辛口になってしまったが、アニメ自体は良くできていると思った。しかしやはりゲーム版と比較すると、ゲーム版を超える事はできていない。超えようとしていないので、アニメ版の存在価値が私には分からなかった。
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