*これは今日2018年12/1に実際に起こった話である。
私は現在、車上生活をしている。中国地方の山奥に車をとめて休んでいた
夜、私の車に横付けしてUターンをくり返す不審な車が現れた
場所は、中国地方の山奥の国道で2車線の待避所。まわりには何もない。当然外は真っ暗
国道と言っても、ほとんど人が通らないようないわゆる酷道
不審な車は、こちらに車を向けてハイビームを当てたまま停止した
何だ?と思い、車のドアを少し開けて懐中電灯で不審車を照らした。車はオレンジ色のSUV。パトカーではなかった
しばらくすると中から白ブチメガネ、短髪、ヤンキーのような格好をした若者が現れた
こちらに近づいてくる。この手のチンピラに絡まれる事はよくあるが、さすがに人気がない山奥まで車で来て絡んでくるチンピラなど聞いた事がない。
ヤンキーは近づいてきて開口一番こう言った。
「自殺したか確認に来ました」
意味が分からなかった。こいつヤバイと思った。「えっ誰?」と聞くと
「警察です。職務質問に来ました」と言う。
どう見ても、警察官の服装ではなく、パトカーでもない。「警察手帳を提示して」と言うと
「非番なので持ってきてない」と言う。「じゃああなたが警察かどうかこちらは判断できない。」と言うと
「朝からここに車がいるか監視していた。長く車を止めていたので、自殺してと思い、非番だが職務質問に来た」と言う。そしてしつこく「自殺」「自殺」とくり返す。えっ自殺しろって脅されてる?自殺教唆のようにみえる。「非番なら公務(仕事)しちゃダメでしょ」と言うと
「そうですよね。自殺してるか確認に来ただけです」こう言う。気持ち悪いので「職務質問ならちゃんと制服着て、パトカーで警察手帳持って来るように」と注意したら
「朝からここに車が止まっているか監視していた」とくり返す。「分かったから、警察かどうかこちらは判断できないから出直してこい」と言うと
「また来る」と捨て台詞を吐いて、どこかに行ってしまった。
くり返すが、これは2018年12/1に起きた実話である。彼が本当に警察官だったかは不明だ。
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