週刊SPAで「やれる女子大生ランキング」なる記事が掲載されて、ネット上で炎上している。
男性諸君のほとんどは、「週刊SPAなんて悪いやつなんだ!」ではなく「読んでみたい!」と思っているはず。
そこで「やれる女子大生ランキング」を読む方法と、その内容を紹介する。
週刊SPA やれる女子大生ランキングとは
(週刊SPA 12/25号より)
やれる女子大生ランキングとは、週刊SPA12/25号に掲載された「ヤレるギャラ飲み」記事6ページ中の4ページ目の左端にあったミニインタビュー(上の画像)。
ヤレルギャラ飲み記事で、ギャラ飲みのスマホアプリ「ライオンプロジェクト」を運営する"五十君圭治"氏に、ギャラ飲みに来る女子大生でヤレそうな大学を個人的にランク付けしてもらったというもの。
渋谷に近いから実践女子大学、横浜に近いからフェリス女子大など、一般論しか言っていない。"大学の風紀が乱れているから~"などのレッテル張りなどは一切していない。つまり法的には何ら問題がない。おかしな事は何も言っていない。こんな週刊誌の風俗ネタの記事で騒ぐ方がどうかしてる。
たったそれだけなのだが、なぜかネット上で炎上している。旗振り役はどうもあの胡散臭い「ねとらぼ」みたいだ。これについては後述する。
週刊SPA 12/25号を買っても、上の画像以外に「ヤレる女子大生ランキング」などない。ほんとたったこれだけで大手まとめサイトたちは、大騒ぎしてるわけ。
やれる女子大生ランキング を読む方法
AmazonのKindle版が360円で販売中。ネットで今すぐ読む事ができる。
【1/9追記】ネット上で炎上し、週刊SPAはビビって謝罪しました。その影響で、週刊SPA 12/25号のAmazonのKindle版は買えなくなりました。読みたかった!と言う人もいるかもしれないが、「やれる女子大生ランキング」は、上の画像のみなので、それ目当てで買う必要はありません。
画像左上の「やれるギャラ飲み」ってやつが問題の記事。そんな炎上するような内容ではない。
やれる女子大生ランキング 読んだ感想
とても良い記事だった。スマホで現在行われている新たな「出会い系サイト」(パパ活)に記者自ら突撃し、実際に試してレポートを書いている。この記事を読まなければ、「ギャラ飲み」なんて言葉は知らなかったし、現代社会の闇、出会い系サイトは今こんな風になって生き残ってるのかと、知識が増えた。
この記事を「女性蔑視だ」なんて大騒ぎをする「ねとらぼ」などの大手まとめサイトは、おそらく記事を読んでいない。記事を読めば、自分たちの記事がいかに中身がないか、恥ずかしくて「週刊SPA」をたたく記事など上げられないはず。
今回の炎上について
1.週刊SPAによる炎上商法
記事自体になんら問題がない。ランキングをつけたのは、週刊SPAのライターではなく、出会い系アプリの運営者で、言ってる事も駅チカだの一般論でしかない。
となると炎上させて話題を集める「炎上商法」が考えられる。
2.ねとらぼやライバル出版社によるネガキャン
ヤレる女子大生ランキングで検索すると、大手まとめサイト「ねとらぼ」が1番上に表示され、その下に、大手サイトがずらーっと並ぶ。つまりプレスリリース(企業が報道機関に向けて情報を提供する)のごとく、これら大手サイトに「やれる女子大生ランキング」で記事を上げるよう依頼した人物(企業、仕掛け人)がいる。そうでなければ、ここまで足並みはそろわない。
ねとらぼとは
今回の刃さんの行動見れば分かると思いますが、今はどっちかというと刃さんの方が僕を嫌ってるんじゃないかと思います。まあ、僕も刃さんが更新していない今のオレ的にはほとんど関心がないので、こればっかりはしょうがないですね。次はオレ的を燃やせという天の声かもしれません
— てっけん / 池谷勇人@ねとらぼの人 (@tekken8810) December 28, 2016
ねとらぼの副編集長"池田勇人"氏。「次はオレ的(ゲーム速報@刃)を燃やせ(炎上させる)という天の声かもしれません」自分たちの炎上ビジネスを"天の声"だと主張する。
ねとらぼは、ソフトバンクグループの大手まとめサイトで、2年前には「はちま起稿」などの"まとめサイト"をつぶそうと今回のような炎上記事を仕掛けていた。結局、ねとらぼがまとめサイトの「オレ的ゲーム速報@刃」の管理人と仲が良いとバレて、ねとらぼに飛び火しそうになり、うやむやになった(上のツイートはその時の発言。それ以外にも見苦しい言い訳をしていた)。
ねとらぼは、バックにソフトバンクがおり、記事を上げるとYahooニュースのトップに出るなど影響力が大きい。しかし中身は、はちま起稿より低俗なまとめサイトである。ネット上の真意不明なネタを拾ってきてまとめて、炎上させる事でPV(集客)を集めている。
例えるなら、ファミ通やアニメディアなどのそのジャンルのトップ雑誌が、炎上記事を常にしかけているような状態。週刊文春も「文春砲」などと言って、同じような事をやっているが、この「ねとらぼ」は、まるで自分たちが「ネットの正義の代弁者」みたいに振る舞っている事からよほどタチが悪い。
バックにソフトバンクがいなければ、ただのクソサイトでしかない。虎の威を借りる狐とは、まさにこの事だ。
(c)週刊SPA