ドラゴンクエスト10 のサブクエスト「パクレ警部の事件簿」が炎上している。パクレ警部は、時空監察機関ケイブに所属するエージェントで、ドラクエ10の世界は未知の次元が無数に存在し、超常の力を持つ者がいるので、彼らを監視、排除するために活動していると言う。
主人公をスカウトに来たと言い正体をあらわす。
パクレ警部は、宇宙刑事ギャバンだった!?
パクレ警部を追って突如現れた敵を、レーザーブレードを使って「ギャバン・ダイナミック」でたおす。
やっぱりスカウトはなかった事にしてほしいと言い出す。
最後は、宇宙人に変身していなくなる。
そら炎上するわwwwwww意味わかんねえwドラクエ10の世界観と全く関係ない。
ドラクエ10運営「パクレ警部の事件簿は夢オチでした!追加クエスト制作中!」
2019年1月30日にドラクエ10運営が発表した謝罪文
クエスト「パクレ警部の事件簿」について
ドラゴンクエストX ディレクターの安西崇です。
1月に公開したアストルティア キャラクターズファイル『パクレ警部の事件簿』について、今回のクエストでショックを受け傷ついてしまったみなさまや、不愉快な思いをさせてしまったみなさまにおわびします。
ネタばらしになってしまいますが、今回のお話はパクレ警部の夢想がプレイヤーに干渉した虚構の世界です。「登場するキャラクターや秘密組織があまりに強大すぎる」というご意見を多くいただいたのも、虚構の世界ならではの設定になります。
クエストでは、パクレ警部が謎の秘密組織の敏腕エージェントであり、アストルティア(ドラクエ10の世界)はその組織に監視され続けているのかも? という結末を迎えます。クエストを制作する過程で、明確に夢想だとわかる「オチ」を付けたほうがよいのではないかという議論もありましたが、最初の方針である「不思議なお話」を目指して、現在の結末になっています。
多くの伏線や思わせぶりなセリフが未消化のまま残され、クエスト終了後に起きたことを否定するNPCのセリフも中途半端なものになってしまい、意図せぬ解釈に強く誘導してしまいました。クエストクリア後に「隠しオフィス」を消すつもりだったのですが、クエストボス討伐のお手伝いができるようにするために残してしまったことも、起こったことが事実であるとの印象を強くしてしまいました。
冒険者のみなさまやアストルティアのキャラクター達の今までの冒険を無意味に感じさせてしまったこと、サブストーリーの設定がメインストーリーの世界を監視・干渉しているように感じさせてしまったことなど、このクエストの問題はひとえに私たちの力量不足によるものです。誠に申し訳ございません。
『パクレ警部の事件簿』に関する今後の対応を、プロデューサーの青山公士、シナリオチーフの成田篤史をはじめとする関係者にて協議を行いました。
私からの今回の説明だけではなく、アストルティア(ドラクエ10)の物語としてきちんと決着をつける必要があるとの結論に至り、『パクレ警部の事件簿』の追加クエストを制作することにしました。メインストーリーとの線引きを明らかにするためのアンサー編としての位置づけです。
『パクレ警部の事件簿』クエストをプレイしたみなさまに物語をあるべき姿でお届けし、これからプレイするみなさまのためにも必要であると考えました。
https://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/2b8eba3cb0d0f1d761cb74d94a5ace36/
ドラクエ10の運営は、パクレ警部の事件簿のシナリオがユーザーに不評な事を受けて、公式サイトで謝罪文を発表した。
その謝罪が的外れで、「パクレ警部の事件簿」が不評でユーザーはNO!って言ってるのに、追加クエストの制作が決定しました!とか言っており、何がしたいのかなって感じ。
間違いを認めなくて、無理やり正当化しているようにしか見えない。
シナリオがダメだったんだから、このシナリオを書いた奴と責任者に責任を取らせて(クビ)、今度からはちゃんと堀井雄二氏なりにシナリオを監修させますと、近日中にもっとドラクエ10の世界観に合ったサブクエストを配信します、の方がユーザーは納得すると思う。
なんで「パクレ警部の事件簿」の追加クエストの制作なんて話になるの?
ユーザーはNO!って言ってんじゃん。
夢オチは考えられる中で一番最悪の言いわけ
公式の謝罪文で、パクレ警部の事件簿は、「パクレ警部の夢想がプレイヤーに干渉した虚構の世界です」などと言っているが、その言いわけはキビシイ。
パクレ警部の事件簿のサブクエストは、パクレ警部がドラクエ10の世界各地にメモを隠しており、それを探すおつかいから始まる(上の動画)。つまりクエスト自体、クソなのだが、その最後にごほうびとしてパクレ警部が登場して、ファンサービスのつもりで「宇宙刑事ギャバン」に変身して、宇宙人に変身して去っていく。ストーリー自体が意味分からないが、夢オチなら、どこから夢だったの?って話になる。
誰の夢だったの?夢オチにすると、シナリオの説明がつかなくなる。
このサブクエ自体、何だったのって話になる。なんでそんな夢オチサブクエの追加クエストを作ってんのって話になる。
パクレ警部の事件簿の問題点
パクレ警部の事件簿は、ドラクエ10の世界観に合っていない。この一点に尽きる。
堀井雄二氏が描くドラクエの世界に、時空観察機関や無数の次元(パラレルワールド)、主人公たちをずっと監視していた宇宙刑事ギャバンが登場すれば、どんなドラクエでも炎上する。どうやっても話の整合性が取れない。
例えば、これが宇宙刑事ギャバンのコラボイベントのボーナスクエストとかなら分かるが、そうではなく「パクレ警部の事件簿」でシナリオライターが暴走して、1982年に放送された37年前の特撮ヒーローの話を無理やりドラクエに突っ込んで、まわりにいた開発の誰もそれを止めなかった。つまりそういう事でしょう。
このシナリオを書いたやつや今のドラクエ10の運営は、ドラクエ愛がないんだと思う。あるならこんなシナリオは通らない。
(c)スクエニ