なんなん ってなんなん?
最近芸能人の間で、○○ってなんなん?と聞く言葉遊びが流行ってるらしい。
歌姫ってなんなん
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) February 15, 2019
2019年2/15に歌手の宇多田ヒカルが「歌姫ってなんなん」とツイッターに投稿したところ、3万件のリツイート(反応)があった。
他の芸能人も後に続けと、サルのように○○ってなんなん、○○ってにゃんにゃんなどと言い始め、それを大手ニュースサイトが記事にし、まるでブームが起こってるかのように演出した。
しかし予言しよう。このブームは一過性のものであり、1週間後には忘れ去られる。
この言葉遊びに何の価値もない。
なんなん ってなんなん
右にならえ
この手の芸能人発のブームは数多い。ホワイトバンドもそうだし、アイスバケツチャレンジ、metooもそうだ。
芸能人や社会的に影響力のある人間を使って、意図的にブーム(社会現象)を起こす。
しかしこれらの運動に何の意味もない。
アイスバケツチャレンジは、氷水の入ったバケツを頭からかぶる運動で、2014年ごろに流行った。氷水を頭からかぶると、ガンの研究に役立つというのだ。とんでもないデマで、何の根拠もない。むしろ健康に悪影響を及ぼす可能性があり、実際にこのバカげた運動を真に受けたイギリスの18才の少年が、アイルバケツチャレンジで死亡した。
ブームってなんなん?
話を戻そう。
○○ってなんなんが、日本で流行ってるらしい。少し前に、「日本死ね」という汚らしい言葉遊びも流行った。
これは本当に流行ってるのだろうか。テレビ局がよく使う「巷でブーム」「子供たちの間で大人気!」とどう違うのか。
芸能人やユーチュバー、ヤフーニュースなどにお金を払って宣伝をすれば、今回の「○○ってなんなん」なんてしょーもない言葉遊びが流行ってるように見せかける事は、お金さえあれば誰だってできる。
流行ってるから正しいという事はない。
ハッキリ言おう。なんなんってなんやねん!バカじゃねーの。こんなしょーもない言葉遊びが有名人の間で流行ってます。だからみんなもやろう!みたいなそんな意図的なブームにつられる日本人がいる事に、あきれてしまう。
学校のクラスで○○ってなんなん?にゃんにゃん?とブツブツ言ってる気持ち悪いやつを相手にするだろうか。
流行ってるから正しい、人気があるから信用できる、なんてのはただの思いこみで、きちんと自分の目で見て、本当にそれが価値があるのか、だまされていないか、考えて欲しい。
(c)なんなん