「ダイの大冒険のブルーレイディスクが、1474枚しか売れなくて爆死!」という記事を見て、
じゃあ「ダイの大冒険が失敗した理由!」という記事を上げようと思った。
そしてアニメ版を見た事なかったので、叩くためにアニメ版をAmazonプライムで見た。
・・・これよくできてると思うw面白いわw
作画いいし、脚本の起承転結もしっかりしてる、アニメ版を叩く理由が見当たらない。監督はよくやってると思う。俺なんかがケチつけるような作品じゃない。
1話見終わったけど、このまま2話、3話見たいもん。
けど、アニメ版の円盤(ブルーレイディスク)は1474枚しか売れず、視聴率も低いと「ダイの大冒険」(2020)は世間的には失敗だとされている。
「題材」が悪かったとしか言いようがない。
アニメ版「ダイの大冒険」(2020)は、東映アニメーションが作っており、アニメ制作会社では老舗でトップクラスの会社。名作しかない。作画もすごい。
【良作だけど】ダイの大冒険(2020)が失敗した理由
いくら力を入れたリメイクをしようと、「ダイの大冒険」が最近の若者向けではない。需要がない
「ダイの大冒険」(2020年)の企画自体が、おじさんの【懐古】向け(昔のアニメはよかった😤)でしかない。
昔のマンガを、現代にそのまま持ってきても成功しない(封神演義やうしおととら、ブギーポップなど)。
表現の規制が厳しくなった今、昔のアニメの表現をそのまま持ってこれない。オリジナルを超えられない。じゃあリメイク版の存在価値は何?ってなる。
そもそもダイの大冒険のコンセプト、「仲間との友情」「冒険」が、最近の若い人に受けない。
最近の若い人は「いかに楽して」「都合のいいハーレム状態」「いじめられてるけど本当はすごい」的な、なろう系思考で、ダイの大冒険みたいな「努力して仲間を助けて」みたいな考えは受けない。
【懐古】おじさんが陥りやすいミスだけど、「昔の漫画やアニメは良かった😤だから現代にリメイクしたら絶対売れる!🤭」
これは大いなる間違いで、
昔のアニメやマンガにも名作はあったけど、今のアニメやマンガにも面白い作品がいっぱいある。
「鬼滅の刃」がヒットしたけど、「チェンソーマン」はもっと面白いし、最近始まった「逃げ上手の若君」も面白い。
けど最新のアニメやマンガを見ていない懐古おじさんはそんな事を知らない。だから「ダイの大冒険」なんて、ホコリかぶった作品を復活させようとする。
FF7リメイクのディレクター濱口直樹氏が、優秀なディレクターの条件として上げたのが、「常に色々な作品に触れて、最新のトレンドを知ること」と言っていたが、
これその通りで、最新のトレンドを知ってる人なら、「ダイの大冒険をリメイクしよう!」とは思わないはず。
だって、もっと面白い作品いっぱいあるもん。
https://girlschannel.net/topics/2210550/
http://yaraon-blog.com/archives/187829
よくできてるんだけどな。いい作品だから売れるわけじゃないんだよ。
(c)集英社 / 東映