2021年3/28。『シン・エヴァンゲリオン』の舞台挨拶トークイベントが開催された。
実際に観に行ったので、発言内容を動画つきでまとめた。
【シンエヴァ】3/28舞台挨拶の発言内容まとめ
林原めぐみ(レイ役):30代以降の方たちは『シンエヴァ』が1つの終わりであり、10代の人にとっては入り口かもしれない。その無限ループの中をただよう人も、1度抜けて帰ってくる人も『エヴァンゲリオン』という世界が、ここに存在したんだと思います。
宮村優子(アスカ役):2回観た。考察本やインターネットでみなさんの考察を見て楽しんでる。
三石琴乃(ミサト役):試写で1回見た。キャラクターの気持ちは分かるが、その他の細かい世界設定とかは分からないまま。
山口由里子(赤木リツコ役):私は初日にこっそり新宿バルト9で夕方17時から観てた。その時は男性ばかりだった。上映後の拍手がうれしかった。あと10回は観る。
石田彰(カヲル役):映画を観終わった後、翻弄された。これをどう解釈したらいいか、細かい設定の理解が及ばない。物語をどう捉えたらいいのだろうと。ゲンドウがシンジに「大人になったな」と言うシーンで、「お前が言うな!」って思った。そういう作品です。
立木文彦(ゲンドウ役):そうきますか。無限ループですね。エヴァはアニメではない。ザ映画。1つの区切りをつけられた。
岩永哲哉(ケンケン役):僕は試写会で観た。ケンケンとしては、『破』以来12年ぶりに復活して、重要な役を任された。
岩男潤子:試写会を観るのが怖くて3回断って、公開されてからチケットがとれなくて3日目にやっと1人で観れた。泣いた。2回目は事務所のスタッフと一緒に観に行った。
長沢美樹(伊吹マヤ役):プロフェッショナルを観た。「美しいだけだと魅力的じゃない」と庵野氏が言ってた。マヤは『エヴァ』の世界にいる普通の女の子だった。旧劇場版でマヤがしぬシーンでは、庵野氏に「マヤとリツコが絶頂を迎える感じで、先輩と言ってくれ」と指示された。「これだから若い男は」を実生活でも使っていく。
優希比呂:何回か観なきゃいけないと思った。
伊瀬茉莉也:私が初めてエヴァを観たのが『序』だった。それから『Q』でオーディションを受けた。
勝杏里:観て金縛りのように動けなくなった。
山寺宏一:セリフ一応録ったんだけど少なかったから、出番あるか不安だった(加持リョウジのセリフは1つだけ)「出てて良かったな」と思った。庵野さんが「つまんなかったらカットしましょう」と言ってたので。
「旧劇場版に愛なんてない」
シンジ声優:こんなに長く続く作品になるとは思わなかった。
アスカ声優:旧劇に愛なんてありませんから。
シンジ声優:ちょっと待って・・・
ートウジとケンケンに会ってどんな気持ちでしたか?
シンジ声優:期待されてるような答えができない。
アスカ声優:廃人になっていた。
黒レイについて
ー黒レイについてどう思いますか?
レイ声優:黒いプラグスーツと畑というイメージ。
(DSSチョーカーしてる🤓)
○○インパクト
ゲンドウ声優:ゲンドウという役を私自身も100%知らない状態でやってる。○○インパクトみたいな、いろんなインパクトがあるじゃないですか。シンジにお別れをするのがさびしい。
*↓以下、動画にはない独自情報
石田彰
カヲルはシンジを幸せにしたかったけど、どれもシンジの求めてるものではなくて、結局シンジは1人で幸せになってしまった。カヲルはもう必要ないのかなって思った。
アスカが着ていた服は、ケンケンのものか
アスカ声優:ヒカリは学生の頃の初恋の人と子供ができて、幸せな家庭。勝ち組ですよ。
ケンケン声優:アスカはケンケンのダボダボのTシャツやパーカーを着てるけど、なんでアスカは着替え持ってこないの?
アスカ声優:人間じゃないから服いらない。
ケンケン声優:誰がニアサー起こしたんだっけ?
シンジ声優:ほんと申し訳ない😥
こうやって出演している声優が、監督や作品に対して自由に思った事を言える作品ってすばらしいなって思う。
「エヴァよく分からない」とか「旧劇に愛なんてない」とかw
絵コンテや制作風景も全部オープンにしてるし、新しい事してるなと思う。
エヴァは26年前の作品だけど、まだ「新しい」と思った。
(c)カラー