2019年5/10。FF14プロデューサーの吉田直樹氏のインタビューが掲載された。吉田氏によると、最近のFFに少年や少女のキャラクターが登場しないのは、倫理的な理由、審査で「NG」をだされるとFF14の運営がストップしてしまうからだと語った。
FF14吉田P「最近のFFに少年、少女が出ないのはソニー規制のせい。倫理的な理由」
https://twitter.com/FF_XIV_JP/status/1126699058549051392
FF14への少年、少女のプレイヤー種族の実装について
多くの意見を頂いている「人間の少年、少女のプレイヤーキャラクターの実装」は、残念ながら"倫理的な理由"で不可能。
現在家庭用ゲーム業界を取り巻く"倫理問題"(ソニーのエロ規制、ポリコレ・LGBTのゴリ押し)は、年々深刻になっている。
ゲーム内でセクシーなポーズのスクリーンショットや、少年・少女に戦わせたり、痛がる表現は禁止されつつある。
それを第三者の審査機関(CEROやソニーの役員)がチェックして「NG」だと判断されたら、FF14の運営自体がストップしてしまう。
この問題については、我々開発側は"時勢"を鑑みている状況。ご理解頂きたい。
http://forum.square-enix.com/ffxiv/threads/389674-第62回FFXIVプロデューサーレター-%282019-05-10%29?p=4975023
感想
FF14の吉田直樹氏は、ソニーのエロ規制問題(ソニーが推進しているわけではないが、実際PS4のゲームが規制されているのでこう呼ばせてもらう)について、「時勢を察して欲しい」と語った。
実はPS2の時に、ソニーはエロ規制をした過去がある。その時は、数年後に解除された。
だから開発側としてはプラットフォーマーのソニーが海外情勢に合わせて、エロ規制をしている状況を、「時勢を考えて様子見」しているらしい。
しかし黙っているだけでは、要求がエスカレートするだけなのでは?
実際、ソニーのエロ規制のせいで、DOA6も閃乱カグラもIPが終わってしまった。今までPS4やPSVitaで展開していたギャルゲー市場も崩壊しつつある。
ソニーのエロ規制で一番被害を受けるのは日本のゲームだ。日本にはエロゲー文化や、少女が戦うアニメやゲームがたくさんある。彼女たちは短いスカートをはいており、それらが全部規制されてしまうと、日本には何も残らない。
実は今の日本の状況は、2016年にWoWの開発者マーク・カーン氏によって予想されていた。マーク・カーン氏は「嵐が過ぎ去るまで待つ」「適当にやり過ごす」日本の考え方は、海外では通用しないとアドバイスしていた。
実際できる事はないかもしれない、何も変わらないかもしれないが、少しでも声を上げる事が大事だと思う。何もしなければ何も変わらない。
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