グランツーリスモ SPORTのコース攻略です。ドラゴントレイル・シーサイドのカーブや走るコツを、マップ画像つきで紹介します。サーキットエクスペリエンスの攻略にも使えます。
グランツーリスモ SPORT 攻略 GT スポーツ
ドラゴントレイル・シーサイド
ターン1~ターン6
ゆるやかに右に曲がった高速のターン1は、コース左端からターンインして、右に車を寄せます。ターン2、ターン3は上りの鋭角なシケイン*1です。ターン2を小さく回り、次のターン3は大きなラインを描いて脱出します。出口付近は路面がうねっていて姿勢を崩しやすいので、アクセル操作を慎重に行いましょう。
次は連続右コーナー、ターン5、ターン6です。高速コーナー、ターン5は、道幅をいっぱいに使ってアクセル全開でクリアします。イン側の縁石内側まで入ってしまうとクルマが跳ねて、次のコーナーへのアプローチが難しくなるので注意。ターン5を立ち上がったらすぐにブレーキング開始。ターン6に侵入します。減速しながらエイペックスについて、素早く加速体勢に入りましょう。
*1:シケインとは、車のスピードをわざと落とすために作られた急角度のコーナー(カーブ)のこと。早すぎるレースの安全性を高める目的で設置されている
ターン7~ターン12
高速S字コーナーからシーサイドエリアへと続く低速コーナーのセクションです。坂を下って高速S字コーナーの入口となるターン8は、しっかりエイペックス*2につきましょう。ターン9はやや奥にエイペックスをとって、左にふくらみすぎないようにします。S字最後のターン10は、イン側の縁石にはじかれてコースアウトしないように注意。
下りのストレートで一気に加速したら、シーサイドエリアへと続く低速コーナー、ターン12に突入します。コーナー入り口が特にきついので、突っ込みすぎないよう注意。マーカーボードや縁石を目印にしてブレーキング開始。パーシャルスロットル*3でエイペックスを通過します。アウト(外側)の縁石にそうように立ち上がりましょう。
*2:エイペックスとは、コーナーの内側の中心のこと
画像出典:fomula1-data.com
*3:パーシャルスロットルとは、コーナーの入口で、ブレーキを離してアクセルを全開に踏み込む時に、減速も加速もしていないくらいに、アクセルを踏んで一定速度を保ち、車体を安定させること。パーシャルスロットル状態だと、速くて曲がる
ターン13~ターン17
スリリングな高速シケインからフィニッシュまで、シーサイドエリアを駆け抜けるセクションです。高速シケイン前半のターン13、ターン14は、縁石を大きく使ってアクセル全開で直線的に抜けます。出口で右のカベに寄せながらクルマを直進状態に戻し、次のコーナーに備えましょう。
シケイン後半のターン15、ターン16も、ゲートの手前で一瞬減速して、2角コーナーを直線的にカットするラインで走ります。縁石への乗り方が悪いとクルマがはねて姿勢を大きく崩し、カベに激突してしまうので注意。
シケインを出て、左に寄せたまま加速したら、タイトな最終コーナーのターン17を迎えます。ホームストレートの速度の伸びに影響する重要なコーナーです。100mのマーカーボード手前を目印にブレーキングを開始。コーナー中盤まで減速しながらターンして、エイペックスについたらアクセルを開けていきます(踏み込んでいく)。立ち上がりではオーバーステア*4が出やすいのでアクセル操作は慎重に。左のオレンジ色のウォールを目印に脱出しましょう。
*4:オーバーステアとは、カーブを曲がる時にクルマが内側に曲がりすぎる現象のこと。逆に、カーブを曲がる時に、曲がりきれずに外側にふくらむ現象を、アンダーステアと呼ぶ。
オーバーステアは、ブレーキのかけ方が悪いと発生する。オーバーステアをふせぐには、しっかり減速してからコーナーに侵入して曲がるのが大切。
コーナーの終わり際にオーバーステアが発生するのは、アクセルを一気に踏み込みすぎるため。クルマの挙動が乱れないように、じょじょにアクセルを踏み込んで加速しよう。
*5:オーバーステア状態で、コーナー(カーブ)でクルマが内側に向きすぎてしまったら、カウンターステアを当てる。
カウンターステアとは、ハンドルを逆方向にきること。この時に、カウンターを当てすぎる(ハンドルを回しすぎる)と、逆方向にスリップし始めるので、必要最小限のカウンターを当てる(逆方向にハンドルをきる)必要がある。
オーバーステア状態の対処法2:アクセルを緩めることでも、オーバーステアを治すことが可能。急激にアクセルを戻したり、ブレーキを踏むと逆効果になる。
*6:わざとオーバーステア状態で、カウンターステアを当てながら、アクセル操作だけで車体の向きをコントロールしながらコーナーを曲がる走行のことを、「ドリフト」と呼ぶ
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