私は2019年4/25に、「2019年の春アニメのおすすめは、鬼滅の刃だ」という記事を上げている。
記事を上げるために、「鬼滅の刃」の漫画版を全部読んだ。当時はまだ連載中だった。
漫画版は、良くできてるな、泣かせにきてるのがあざといなくらいの評価だった。特に、アクションがすごい、作画がすごい、キャラがいいとかはなかった。
アニメ版は、よく出来てた。当時(2019年4/25に)、感想・レビュー記事を上げているが、「作品愛」にあふれたすばらしい映像化だと評価している。
しかし「鬼滅の刃」アニメ版の放映当時は、ネット上では、そこまで話題になっていなかった。
むしろ「鬼滅の刃」のアニメ制作会社Ufotableの社長が脱税で逮捕されたと、そちらの方が話題になっていた。
だから2019年4月当時、せっかくアニメ版「鬼滅の刃」よく出来てるのに、このタイミングでアニメ制作会社の社長を逮捕するのか、鬼滅の刃終わったなと、ネットではそういう論調だった。
しかしあれよあれよといううちに、「鬼滅の刃」が社会現象となり、今やエヴァブームの再来とまで言われている。ワンピースを超える勢いだ。
漫画とか読みそうにないモデルやギャルまでもが、「鬼滅の刃」「キメハラ」だとさわいでいる。
鬼滅の刃がヒットした理由なんて、説明できない
だから私は2019年のアニメ版「鬼滅の刃」をリアタイ(リアルタイム)で見ていたが、ここまでヒットするなんて、予想もしていなかった。
確かにアニメ版良くできていたが、映像化(アニメ版)が良くできてる作品なんていくらでもある。
わたてん(私に天使が舞い降りた)面白かったし、ゾンビランドサガ、宝石の国など、最近のアニメはいくらでも名作がある。
その中で、「鬼滅の刃」がここまでヒットした理由なんて、説明できない。
あとづけで、【結果論】で、あーだこーだ言うのは勝手だが、2019年当時リアタイで見ていて、記事上げた私でも、なんで「鬼滅の刃」がここまでヒットしたか、まったく説明できない。
【ガチ勢が解説】鬼滅の刃 がヒットした理由は説明できない
エヴァも同じだった
思えば、「エヴァンゲリオン」も同じだった。
私は、「エヴァンゲリオン」をリアタイ(リアルタイム)で見ていた。
水曜日の夕方6時半から放送されていて、学校から帰ってきてテレビをつけると、なんかくら~いアニメやってるなと、それくらいしか認識していなかった。
当時は、打ち切りに近い形で、作画も間に合っていなかった。ガイナックスも売れると思っていなかったはず。
当時ガイナックスは、エヴァのエロゲーとか作っていた(上の画像)。エヴァの漫画版の作者は、エロ同人だしてたw
しかしあれよあれよと言ううちに、大ヒットし(当時はインターネットがなかったので完全に口コミのみ)、レンタルビデオ店には、エヴァ専用の棚が出現し、常にレンタル状態だった。
深夜に再放送され、映画化が決まり、映画の前売券では行列ができて、社会現象だとテレビでニュースになった。
このエヴァ放映当時、私は中学生だったのでよくおぼえている。
野球部のふだんアニメとか絶対見ないような不良連中が、「おい、エヴァ録画したビデオ持ってるか?」と聞いてきた。
俺の母親が「あんたエヴァ知っとるね」と聞いてきた。
つまりふだんアニメとか見ない人たちが「エヴァンゲリオン」を熱心に見ていたのだ。
これは非常に興味深いと思う。
そして「鬼滅の刃」にも同じ事が言えると思う。
しかしじゃあどういう過程で、このふだんアニメを見ない人たちが、「エヴァ」や「鬼滅の刃」のような、知る人ぞ知る、あまり一般受けしなそうなアニメ作品にハマったかは、
説明できない。
私は以前、あまりに「鬼滅の刃」がヒットしているので、「また【電通】のしわざか」と思っていたが、どうやら違ったようだ。
エヴァも完全に口コミでヒットしてるので、やはり、この「エヴァ」「鬼滅の刃」がヒットした理由は、
誰にも説明できないと思う。
強引に、あとづけで、結果論で、ふだんアニメなんか見ないおじさんたちが説明するのは勝手だが、
こちとらエヴァの社会現象をリアタイで見てて、鬼滅の刃もリアタイで見ていたが、
ここまでヒットするなんて予想もしていなかった。
https://youtu.be/kBXW7od2Xyw
美人モデルやギャルたちが、胡蝶しのぶのモノマネをするなんて、予想できるはずがないw
エヴァも鬼滅の刃も、作品自体に共通点はない。
エヴァも鬼滅の刃も、ステマしてない。むしろ叩かれていた
エヴァと鬼滅の刃は、完全にユーザーベースで、口コミでブームになっている。
鬼滅の刃の作者が当時、どう言われていたかおぼえているだろうか?
「女性作者にアクションは描けない」「作画崩壊」「うどんの呼吸」等と漫画オタクたちからは、バカにされていた(上の画像)。
漫画家の同業者たちも同じ印象を持っていたようで、「鬼滅の刃」が少年ジャンプで連載中に、他の漫画家が絶賛したり、ジャンプで特集を組んだりとかはなかった。
むしろ「鬼滅の刃」最終回に、誰もお別れのメッセージを送らなかった。「お疲れ様」と吾峠呼世晴氏に言ったのは、多数いるジャンプ作者の中で、たったの3人だけだ。
その後も、「なんで人気あったのに勝手に連載をやめたんだ!」「だから女性作者はー」などと、鬼滅の刃の作者は、ネット上で叩かれ続けた。
週刊文春は、「鬼滅の刃の女性作者の身元を特定して、ネット上で公開し、まもなく連載終了」などと煽った。
【ステマ】なんて全くされていなかった。むしろネガキャンされていたw
それにも関わらず、「鬼滅の刃」は大ヒットした。
エヴァも同じで、ステマなんかしていない。
なのにいつの間にか、大ヒットしていた。
これを説明できる人はいないと思う。
こいつ絶対適当に言ってるだろ🤣
サメちゃんがヒットした理由は説明できる😤カワイイは世界共通で、言葉はいらないから😍
(c)