神獄塔 メアリスケルター2 は、一言で言えば、世界樹の迷宮ライクなダンジョンRPGだ。
神獄塔 メアリスケルター2 をプレイした感想、レビュー
神獄塔 メアリスケルター2は、YOUTUBEなどでお色気シーンが売りとして紹介されているが(上の公式紹介動画)、実際にプレイした感じでは、3DSの世界樹の迷宮に近いなと感じた。
このゲームのメインは、パーティを組んでダンジョンにもぐって、敵をたおしてミニマップを埋めていく。まさにそれは11年前に発売された「世界樹の迷宮」のそれであり、お色気「浄化」システムなどは、第1章クリア時点(プレイ時間4時間程度)では、かけらも見る事はできなかった。
ハッキリ言おう。ストーリーは面白くない。ストーリーを求めてこのゲームを買うのなら私は何も保証はできない。
しかし、世界樹の迷宮のようなダンジョンRPGがPS4でやりたいなー、1週間前に発売された「ザンキゼロ」もダンジョンRPGだけど、ザンキゼロはストーリーも面白いけど、メアリスケルター2のキャラデザが好みなんだ!って人には、おすすめする。(何でダンジョンRPGが2週間連続で発売されるんだ?)
このゲームの良い点
若者受けするキャラデザ。
コスチュームを変更すると、キャラクターの立ち絵のイラストも変化する(上の画像は、早期購入特典の「水着コスチューム」)。
職業変更(ジョブチェンジ)ができる。
硬派なダンジョンRPG。
ダンジョン
やたら1フロアが広い。ランダムエンカウントなので、マッピング(ミニマップをうめる作業)時に、ザコ敵が出現するのがうっとおしい。
基本的には、ドアのカギを探して、レバーでドアを開けて、スキルを使って進んでいく。見た目以外は、あまり変化はない。
バトル
バトルは、ドラクエ風の戦闘画面で、パーティは6人。主人公は2回行動でき、ザコ敵も2回行動してくる。
戦闘開始やターン開始時にクリティカル予告(笑)というパチンコのリーチ予告のようなカットインが入る。オプションでオフにする事も可能だ。
ジェノサイドモードは、暴れまくる"覚醒"モードかと思いきや、1~2ターンで終了するので、専用スキルをぶっぱするだけのモードだった。ジェノサイドモードは自由に発動できない。ザコ敵に攻撃されて勝手に発動する。
ザンキゼロとメアリスケルター2を比較
2018年7/5に発売された「ザンキゼロ」と7/12に発売された「メアリスケルター2」。どちらもゲームジャンルは同じ"ダンジョンRPG"となっている。両方とも買ってプレイしたので比較してみる。
戦闘
メアリスケルター2:ターン制(アクティブタイムバトル)
ザンキゼロ:3Dアクション
キャラクター
メアリスケルター2:きわどい服装の少女がいっぱい(CERO:D 17歳以上)
ザンキゼロ:キャラデザは濃いが、実際にプレイしてみるとしっくりくる。ダンガンロンパのキャラデザを使った方が売れたのは間違いない(初週2万4000本)
ストーリー
メアリスケルター2:最初はいっしょうけんめい読んでいた。しかし主人公がチュートリアル的な説明を始めて、何回も同じことを言い、毎回「姫に何かあったらどうしてくれるんだ!」とヒステリックに叫ぶのを見て、気づいたらR1ボタンでスキップしていた。これならエロゲのライターの方がよっぽど良い文章を書く。主人公が、人によって態度を変えるのも感情移入できない。
ザンキゼロ:ストーリーでは圧勝。ストーリーが良いゲームにはずれ無し。ザンキゼロをプレイしてストーリーを飛ばしたなんてプレイヤーはいないと思う
お色気要素
メアリスケルター2:第1章クリア時点では、影も形も見えなかった、少女をマッサージして汚れと服を取る「浄化」システム。第2章から使う事になるはず
ザンキゼロ:女性とそいねできる。好感度最大でそいねをすると、ベッドシーンの専用イベントCGあり。けっこう気合が入っている。ストーリー自体も近親相姦、レ○プとこれでもかと言うくらい、若者が好きそうなネタを取り扱っている
ボリューム
メアリスケルター2:前作の「メアリスケルター1」が同梱されている。予約特典の美少女恋愛ゲーム「めありすけるたー」は、PSストアだと予約できなかったのでもらえなかったんだけど?ここでグチっとく。公式オンラインストアで予約できなくて予約特典がもらえないってどういう事やねん!
ザンキゼロ:1章4~6時間で、8章あるので、クリアまでに32~48時間は遊べる。クリア後の追加要素はなし。
(c)ゼロディブ / コンパイルハート