「Mythic Championship London」において #teamcygames 所属の渡辺雄也選手が下された失格処分について、渡辺選手の声明と、当日の状況についてまとめた記事を掲載しました。
公式声明 ⇒ https://t.co/MvLRpmLZRA
まとめ記事 ⇒ https://t.co/WWnah8szDH
詳細について、上記URLよりご確認下さい。— Team Cygames (@Team_Cygames) May 5, 2019
2019年4/30に行われたカードゲームMTGの大会ミシックチャンピオンシップ2019ロンドンで、日本を代表するトッププレイヤーの渡辺雄也氏がカードに目印をつけるイカサマをしたとして失格になった。
渡辺氏と所属しているサイゲームスはイカサマ行為はなかったと否定しており、運営側はほとんど説明なく一方的に渡辺氏に「30ヶ月活動禁止、プロリーグから除名、殿堂入り剥奪」など実質的な引退勧告を発表した。
くわしくはこちら→ MTGトッププロ渡辺雄也氏イカサマで失格になり、30ヶ月活動禁止!
さらに渡辺氏を失格にしたジャッジ(審判)と、渡辺氏が失格になってくり上げで本戦出場が決まった"マット・スパーリング氏"、大会の運営が全部同じ会社チャネルファイアボールだと判明し、渡辺氏はハメられたのではという意見が出ている。
実は、ミシックチャンピオンシップ2019ロンドンでは、もう1人日本人(Jスピ、原根健太氏)が失格処分を受けており、その対戦相手はマット・スパーリング氏だった。
原根健太氏の当時のツイート
https://twitter.com/jsp_magic/status/1122462911509745665
https://twitter.com/jsp_magic/status/1123666560068009989
https://twitter.com/jsp_magic/status/1123667779142541312
MTG渡辺雄也失格事件 黒幕はマットとチャネルファイアボール
渡辺雄也と原根健太を失格にしたアメリカ人マット・スパーリング(チャネルファイアボール所属)の発言
https://twitter.com/sickofit/status/1123293189291397120
【日本語訳】
これが渡辺雄也が大会1日目に使っていたカードスリーブさ!真ん中が塔で左右が森。スリーブをつけた時にはなかったけど、1日中シャッフルしていたら絵が浮き上がったんだって(笑)
https://twitter.com/sickofit/status/1126222381452627968
ーー大会トップ8に入ったマットが渡辺雄也を批判するツイートしてるんだけど…この問題がMTGコミュニティ全体にダメージ与えてる気がしてつらい…
マット・スパーリング:
あなたはコミュニティに何が害を与えるかが分かっていない。スリーブに目印をつけると、どんなカードがきているか分かる。渡辺雄也はおそらく何年もイカサマをやっている。誰か日本語訳して彼に伝えて(笑)
https://twitter.com/sickofit/status/1126869479512657921
マット・スパーリング:
サギ師は何年もの間コミュニティをだます事がよくあります。ジャッジや他のプレイヤー達は、渡辺雄也を早く捕まえるべきだった。愚か者・真実を無視しようと努力している人達へ。
感想
MTGの大会の優勝常連で、殿堂入りしていた日本を代表するMTGのトッププレイヤー渡辺雄也氏に対して、その言い方はないんじゃないの?リスペクトに欠けている。
サギ師とか何年もイカサマをやっていたとかどこにもそんな証拠はないわけで、それをまるで事実かのように、MTGのプロプレイヤーがネット上で拡散している。
マット・スパーリングがここまで渡辺雄也を敵視する理由が分からない。直接対戦してないのに"なぜ"と言った感じ。
マット・スパーリングと、渡辺雄也を失格にしたボランティアのジャッジと、大会運営が同じ会社チャネルファイアボールだからという説を疑いたくなる。
今回の事件の当事者は全員チャネルファイアボール関係者
マット・スパーリング:チャネルファイアボール所属のアメリカ人。ミシックチャンピオンシップ2019ロンドンで、原根健太氏との試合中に違うライフ(HP)を伝えて、原根健太氏がそのまま間違ったまま試合を進めて、それをジャッジを呼んで告げ口してDQ(失格)にさせる。その後、トップ8に入れなかったが、渡辺雄也氏が失格になり、くり上げでトップ8になり本戦出場が決定する。結局、準優勝した。
渡辺雄也氏のデッキを持っていって失格にしたジャッジ:チャネルファイアボールのボランティア
ミシックチャンピオンシップ2019ロンドンの主催者:チャネルファイアボール*1
これで何もないわけがない。説明しなければいけないのは、チャネルファイアボールの方だ。
ジャッジ、大会運営、選手が同じ団体に運営されているとか、通常考えられない。
*1:MTGプロツアーはミシックチャンピオンシップに改名された。ミシックチャンピオンシップは、マジックフェスト(MagicFest)の一部として開催されている。MTGのグランプリ(大会)は、チャネルファイアボールイベント(CFBE)により運営されている。
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031189/ (ソース1)
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0018478/ (ソース2)
https://www.cfbevents.com/factsheet-london (ソース3)
【編集後記】
日本のMTGコミュニティは、こんな事をされてだまっているつもりなの?
渡辺雄也氏と言えば、私が昔MTGをやっていた頃から活躍していたプロで、日本を代表するトッププロのはず。それを追放されて、イカサマ、サギ師だと海外で吹聴されている。
こんな目にあったのに、何事もなかったかのようにしているのはおかしい。怒らなければダメだ。
仮に、渡辺氏がスリーブに目印をつけていたとしても、マットの発言や今回渡辺氏が失格になった経緯は、どう見てもおかしいわけで(何回もチェックを受けてそのたびにジャッジが「問題ない」としていた。最後にデッキごと持ち去って失格にしている。)、納得の行く説明を運営側に求めるのは当然だろう。
今後、日本人を差別するレイシストのマット・スパーリングとチャネルファイアボールの関係者が、日本に来た場合は活動できなくするくらい、そのくらいやるべきだ。
cygamesのサイトに傷の状態が掲載されたので、検証してみました。
写真1枚目と2枚目は2日目の公式配信10:17:38、15Rの対戦の様子で、この後渡辺選手がウルザの魔力炉をドローする場面です。
映っているトップのカードはウルザの魔力炉のはずですが3枚目のような明らかな傷があるように全く見えません。 pic.twitter.com/WsBagfNOEe— ★(ヒトデ) (@Starfish_MR) April 30, 2019
(c)MTG