ワンピース ワールドシーカーは、「ワンピース 超グランドバトル!X」や「ワンピース アンリミテッドワールド レッド」を開発したガンバリオンが制作しているPS4専用オープンワールドゲームだ。
プレイヤーはルフィになりきって、ジェイルアイランドで起こる様々な事件を解決していく。原作者の尾田栄一郎氏が手がけるオリジナルキャラクターも登場するなど、ワンピースファンにはたまらないゲームとなっている。
ワンピース ワールドシーカー の感想、レビュー
ワンピース ワールドシーカー のプレイ動画
ワンピース ワールドシーカーのOP(ストーリー)は良い。わざとつかまったルフィがオトリになって、その間に仲間たちがお宝を強奪する。しかしお宝はカラでワナだった。よくあるプロットだが、話のつかみとしてはアリだ。敵の強さも上手く表現できている。
オープニングムービーは良かった!
スパイダーマンっぽい移動と、迫力の戦闘!
ワンピース ワールドシーカー は、ルフィが町をゴムゴムの実の能力を使って、自在に移動する。その光景は去年発売されたPS4スパイダーマンを彷彿とさせる。
戦闘は多彩な技や、TPS視点からの射撃(ゴムゴムのピストル)など、迫力の戦闘が楽しめる!!
気になった点
フルボイスではない
プレイアブル状態になってまず気になったのは、フルボイスではない点。そして会話ボタンを押すたびに出る変なクリック音。
チュートリアル画面でいちいちゲームがストップする。しかも長い。
例えばご飯を食べる前に、まず今日の料理の解説をしたいと言われたらどんな気持ちになるだろう。
ゲームのチュートリアルは必要だ。だが魅せ方がある。うまい開発は、チュートリアル画面など出さずに、まずプレイさせる。説明書なんか読ませない。ユーザーは説明が聞きたいんじゃない。ゲームという"おもちゃ"で遊びたい。
これ何のゲーム?
ワンピース ワールドシーカーでは、驚いた事に、"ルフィが無抵抗な一般人を後ろから攻撃する"。
これ一番やっちゃいけないこと。よく尾田栄一郎氏はOK出したなと。
ルフィは正義の味方であって、無抵抗の一般人をアサシンのように後ろから思いっきり攻撃など、してはならない。これを仮に原作のマンガやアニメでやったとしたら、大ブーイングだろう。こんなのルフィじゃない。
敵が人間なのも気になった。ルフィは、まるでスライムでもたおすかのように、人間の兵士をバッタバッタ後ろから暗殺していく。
PS4の開発実績がないガンバリオン
ワンピース ワールドシーカー の開発は、ガンバリオンだ。代表作は、「ワンピース 超グランドバトル!X」(3DS)、ワンピース アンリミテッドワールド レッド(3DS)など、DSや3DS向けにワンピースやドラゴンボールなどのバンナムのキャラゲーの制作を請け負っている。
この会社実は、PS4のゲームを作った事がない。ほぼ、3DSやDSなど任天堂のゲーム機向けの開発をしており、PS4の開発実績がない。
(c)ガンバリオン / バンダイナムコ・エンターテインメント