プレイステーションをシームレスに進化させ、どこでも楽しめるクラウド環境を提供していくことです。(ソニー公式サイトより)
サラッとすごいこと言ってんなwhttps://t.co/McIhqUaUGI— しゃじょせー@車上生活中のゲーム攻略サイト管理人 (@tyokga) May 17, 2019
2019年5/17。ソニーとマイクロソフトの業務提携が発表された。ソニーの公式サイトで、吉田憲一郎社長とマイクロソフトのCEOサティア・ナデラ氏のインタビューが掲載されているが、その中に気になる文章があった。
ソニー社長、吉田憲一郎氏:
このプラットフォーム「プレイステーション」をシームレスに進化させ、最高で圧倒的に没入感のあるエンタテインメント体験を提供し続けるとともに、そうした体験をいつでも、どこでも楽しめるクラウド環境を提供していくことです。
吉田憲一郎氏は、「プレイステーションをいつでもどこでも楽しめるクラウド環境で提供する」としている。この先PS5が発売されるが、将来的に「プレイステーションは、クラウド環境にシームレスに進化する」と発言した。
すごい爆弾発言だと思う。"プレイステーションを今後クラウドゲーム環境で提供する"と、ソニー社長が発表した。
新たな高速通信規格「5G」の時代はまだ来ておらず、現在のインターネットの通信速度で「クラウドゲーム」をプレイするには遅延(ラグ)やスピード(技術)等の問題がある。
しかし将来次世代通信規格「5G」が普及すれば、ゲーム機は必要なくなり、スマホやテレビでPS4レベルのゲームを"いつでもどこでも"すぐに遊べる時代が来る(かもしれない)。
まだその時代は来ていない。まだ「PS5」では家庭用ゲーム機がゲーム業界の最先端だが、その先を見据えて、「プレイステーションのクラウド化」を吉田社長は考えているのかもしれない。
しかし気になるのは、吉田社長は「プレイステーションをクラウド化する」と言っているが、かんじんのプレイステーションを作っているSIE(ソニー・インタラクティブエンターテインメント)関係者が、今回の提携について、誰も何も言ってないのだ。
プレイステーションとXBOXが業務提携するなら、SIEが何か言うのが普通だが、SIEは何も言ってない。ソニー本社の吉田社長のトップダウンで強引にマイクロソフトと提携したとしたら、「プレイステーションをクラウド化する」と言ってるとしたら、上手くいかないだろう。現場やユーザーが納得していない。
ソニー吉田社長「プレイステーションを進化させ、クラウド化する」
(c)ソニー・インタラクティブエンターテインメント