鈴木裕「シェンムー4 を作りたい!けっしてあきらめません!」
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長年シェンムー3を待ち望んでいてくれたファンの皆さん。
クラウドファンディングできっかけを与えてくれたバッカーの皆さん。
シェンムー3に携わる皆さんの想い、出会い、支えがなければ、この作品を成し遂げることは出来なかったと思います。
深い感謝と共に、皆さんにシェンムー3をお届けできた事をとても嬉しく思います。
当初の想定よりも、ゲームボリュームが大きくなった事も相まって、今作には前作にはなかったシェンムーの魅力がたくさん散りばめられています。
それらの体験が少しでも多く、皆さんの心に響いていれば幸いです。
私(鈴木裕)は、皆さんに望んで頂く限り、シェンムーの物語をお届けする事を決してあきらめません。
シェンムー3がそうであったように、シェンムーの物語は皆さんと共にあります。
シェンムー4で再び皆さんと共に、涼の冒険の旅を紡げる事を、心から願っています。
シェンムーを愛する、そして支えてくれたすべての皆様に捧げます。
鈴木裕(シェンムー3開発責任者)
【感想】
シェンムー3は、ゲーム終盤に急展開を見せる。ナゾの人妻"麗峰"(リ・フェン)や、シェンファのナゾも一切明かされていない。
藍帝との決着もまだだ。
鈴木裕氏の「シェンムー4を作りたい」という熱い気持ちが伝わってくる。
鈴木裕氏は、ゲーム業界のレジェンドで(ヴァーチャファイターの開発者)、ふつうなら一線を引いて、経営側にいくような人物なのだが、まだ現場で開発を続けたいという意気込みを感じる。
シェンムー3はぶっちゃけ古臭く、90年代の少年ジャンプのノリなのだが、それを好きな人がいて、その物語の続きを見たい人がいる限り、シェンムーは続くだろう。
他のゲームは一切しないという鈴木裕氏のゲームは、他のゲームとは違って、20年前のRPGの良い部分も、悪い部分もタイムカプセルのように持ってきており、そういう意味では、ゲーマーや開発者は鈴木裕から学ぶ事がまだまだあるように思う。
(c)YSNET / ディープシルバー / 渋谷プロダクションズ