シャドウ オブ ザ トゥームレイダー は開発が変わった、メタスコア()が低かったなどネガキャンされていたので、どんなゲームなんだろとあまり期待せずにプレイしたのだが、結論から言うと、ララ・クロフト版アンチャーテッドだった。PS4スパイダーマンやアンチャーテッドが好きな人には、何の不安もなくおすすめできる。最高のTPSアクション・アドベンチャーだ。
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー をプレイした感想、レビュー
グラフィックが美しい!
上の画像は全部実際にPS4でプレイして撮影したスクリーンショット。肌の質感や、表情の細かさ、自然描写のこだわりは、PS4スパイダーマンすら超えているのではと思わせるほどに美しい。
このグラフィックで冒険できるだけで、買う価値はある。
ストーリー
(津波が来るんだ!続いて多くの災害が訪れるぞ!お前のせいだ!)
ストーリーは、まだ見ぬ秘宝を巡って遺跡を探索し、悪の集団と戦う。王道パターン。
今作のララ・クロフト(20代前半)は、感情豊かに表現されており、封印されている遺跡から秘宝を抜いて災害を引き起こす、その事を敵の親玉に注意される(上の画像)、仲間にも怒られる、そして自分の行動に後悔するなど、正義のヒーローというよりは、遺跡ハンターという印象が強い。
このへんは意見が分かれるだろう。実際にプレイしてみて判断して欲しい。
バトル
バトルは、TPS(3人称視点)で、弓やアサルトライフル、ピストルなどが序盤から使える。TPSシューティングゲーム。
特筆すべきは、ステルスキルで、敵に見つかってない状態で敵に近づき△ボタンで、敵をいろいろな方法で1発でたおせる。これがかなり強力で、全部ステルスキルでクリアできそうな勢い。
ステルスキルで敵とは言え人間を何十人もころしてまわるララ・クロフトは、そうとうインパクトがある。例えば、水に潜って、草むらに隠れて、敵に近づきそのまま引き込んでナイフで心臓を一突きでころせる。
ヒットマンよりひどい。
ララ「ここで大勢死んだみたい。何があったの?」
装備、カスタマイズ
装備はストーリーを進める、サブミッションをクリアすると解放される。素材を集めて武器の性能をアップグレードも可能。
コスチュームは、上半身(上着)と下半身(ズボン)を別々にセットできる。ゲーム序盤では、お色気装備はなかった(ポリコレの影響)。
スキルは、FF10のスフィア盤に近い。レベルアップで得たスキルポイントを使用して、自分が欲しいスキルを解放していく。
細かい難易度設定
シャドウ オブ トゥームレイダー では、戦闘難易度、探索の難易度、パズルの難易度の3つの「難易度」を、イージー、ノーマル、ハード、ベリーハードの中から自由に選べる。
例えば、TPSアクションゲームの戦闘は得意だが、パズルは苦手、探索などに時間をかけたくない人は、戦闘「ノーマル」、探索「イージー」、パズル「イージー」など。
難易度はゲーム中にいつでも変更可能。
英語音声、日本語字幕にできる
字幕あり、なし
字幕の色
町の人(NPC)の会話の字幕
字幕
音声
現地人の音声
など、かなり細かく音声や言語表記をいじれる。例えば、英語音声、日本語字幕など。
しかし、字幕のローカライズが微妙で会話文が全部表示されなかったりするので、結局は日本語字幕、日本語音声が安定だった。日本語版の吹き替えをやってる声優は、なかなか良い演技だった。
極上のグラフィックと、人間ララ・クロフトのサバイバル・ステルスアクション!
とにかくグラフィックが美しく、ストーリーも王道なので安定しており、戦闘システムもバイオ4から受け継がれてきた肩越しTPS視点のシューティングゲームで万人受けするし、メタルギアソリッドのようなステルスアクションも完備と、誰でも楽しめる、お金をかけた海外のAAAタイトルなので、買って後悔する事はない。
最高のグラフィックで楽しむ、極上のTPSアクションゲームだ。
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