2020年5/13。エピックゲームズは、アンリアルエンジン5を発表した。
それを受けて、ネット中は大騒ぎになり、「んほー」「PCを超えた!」などと狂喜乱舞した。
しかし、アンリアルエンジン5では何も変わらない。
アンリアルエンジン5(UE5)は、2021年リリース予定で、フルリリース(一般販売)は、2021年後半の予定。
UE5を開発しているエピックゲームズですら、2021年の中期からUE5に移行すると発表している。
つまり、すぐに我々エンドユーザーがプレイするゲームに影響があるわけではないのだ。
【ハッタリ】アンリアルエンジン5 では何も変わらない
2021年後半にリリースされるアンリアルエンジン5 が、ゲーム開発会社に採用されて、開発者がUE5での開発になれて、その性能をフルに使ったゲームが、我々ユーザーの手に届くには、
どう早く見積もっても3年以上かかる。5年かかるかもしれない。
2021年後半:UE5リリース
2022年:ゲーム会社がUE5を試用・採用できるかテスト。エンジンをUE5に移行。スタッフがUE5を勉強する
2022~23年:開発開始
2026年:最速でここでUE5製のゲームが届く
2028年:UE5のゲームがスタンダードになる?
現在日本のスマホゲームの開発会社に人気のゲームエンジンは「UNITY」。その開発者たちが、アンリアルエンジン5に移行するには時間がかかる。
未来に期待するのもいいが、現実問題として、本当に我々ユーザーにUE5が何をもたらすのかを考える事が必要だ。
私には今回のアンリアルエンジン5で狂喜乱舞してる人たちは、「フライング」で「ハッタリ」にだまされているようにしか見えない。
我々エンドユーザーには、現時点では何の得もない。これは次世代ゲームエンジンのテックデモ(技術デモ)であり、開発側に発信している情報だ。
確かに、ポリゴン数が増えれば、よりグラフィックが美しくなる。
しかし4KやHDR、VRすらまだ普及していないのに、UE5で大騒ぎしているネット民たちは、あまりにも情報弱者であると言わざるを得ない。
(c)アンリアルエンジン5 では何も変わらないw