正直言ってうたプリをなめていた。どうせ乙女ゲーだろうと思ってプレイしてみたら、気づけば何回も全クリするくらいハマっていた。
うたのプリンスさまっ♪Repeat LOVEをプレイした感想
2017年1月26日に発売されたうたのプリンスさまっ♪Repeat LOVEは、シリーズ初のPSVitaで発売されたうたプリ最新作だ。2011年にPSPで発売されて話題となった「うたのプリンスさまっ♪"Repeat"」のリメイク作品で、新たに49このイベントと、21枚のイベントCGを追加したパワーアップ版となっている。その他にも、全部で7つの新要素が追加された(上の動画を見てね♪)
うたのプリンスさまっ♪Repeat LOVEのここがスゴイ!
豊富なやりこみ要素
各キャラクターごとに14枚のイベントCG、エンディングは3種類ずつ用意されており、ギャラリーをうめるのが楽しい。PSVita版で新たに追加されたバックステージイベントや、スペシャルイベント、プレゼントイベントも、各3種類ずつあって条件を満たすと見れるようになる。
最初にいる3人のキャラをクリアする事で、新たに3人のキャラが追加されるなど、くり返しプレイする事で、少しづつ世界が広がっていくのだ。
リズムゲームパート
リズムゲームパートでは、曲に合わせてタイミングよくボタンを入力して、音楽を演奏する。曲が良いので何回もくり返しやりなくなる。曲は全部で9曲。歌つきだ。
ストーリーモードでは、歌が入ってないようだが、ゲームクリア後の「EXTRA」→PRACTICE→演奏試験では、カッコイイ歌つきの曲でリズムゲームが楽しめる。ちょっと分かりづらいので、最初から遊べるようにしておいた方が良かったかもしれない。
ストーリー、物語
主人公の七海春歌の個性が主張しすぎないので物語に没頭しやすい。イベントシーンはフルボイスで楽しめる。ストーリーが良く、一十木音也のゲーム後半のストーリーで、恋愛禁止の校則をどうやって乗り切るかなどは、思わず夢中になってプレイしていた。
悪い点
ほめるだけでは、まともなレビューとは言えないので、プレイしていてここがダメだなと思った点を紹介する。
まず、ゲームを初めて最初のシーンがフルボイスじゃなかったのが残念だった。最初のつかみは大事なので、イベントシーンをフルボイスにしたのなら、ここもフルボイスで良かっただろう。
次に、主人公の友達がけばい、担任がおかま、学園長のハダカが汚いのが気になった。主人公の友達は、GAINAXのトップをねらえ!のアマノカズミに似てるよ~な気もするが、いや似てないか、まあとにかく、恋愛ゲームの親友ポジションはけっこう重要なので、もっと人気が出そうなキャラにするべきだったと思う。
あと、辛辣なことを言うようだが、リズムゲームが見づらかった。上の譜面を見て、急に下の譜面を見てと、視点移動が多いので、なれるのに時間がかかる。初音ミクプロジェクトディーバFUTURE TONE(PS4)をやった後だと、プレイフィーリングに雲泥の差を感じる。
悪い点も書いたが、うたのプリンスさまっ♪Repeat LOVEは、乙女ゲーが好き、うたプリが好きなプレイヤーなら必ず満足できる。やりこみ要素や、コレクション要素が多く、長く楽しむ事ができるおすすめのゲームだ。
(c)日本一ソフトウェア / ブロッコリー / うたのプリンスさまっRepeat LOVE