6/16に行われた2018 ワールドカップ グループリーグ第1節「ポルトガル 対 スペイン」の試合を、動画と画像つきで分かりやすく紹介します。試合のスタッツ、ポルトガルとスペインの当日のスタメン、フォ-メーションの画像もあるよ!
2018 ワールドカップ ポルトガル 対 スペイン(6/16)
https://youtu.be/ZFCXsc86NlI
ポルトガル 3-3 スペイン
4' クリスティアーノ・ロナウド(PK)
24' ジエゴ・コスタ
44' クリスティアーノ・ロナウド
55' ジエゴ・コスタ
58 ナチョ
88' クリスティアーノ・ロナウド
【試合動画】
NHKスポーツ: https://www1.nhk.or.jp/sports/2018fifaworldcup/matches/index.html?match_id=108555&video_id=c215483a-eeb5-420e-9be4-5d84a42a50b9
ニコ動: http://www.nicovideo.jp/search/ワールドカップ?sort=f
クリスティアーノ・ロナウドがすごいとしか言いようがない試合だった。開始4分、クリロナがペナルティアエリアでナチョに足をかけられてPKを獲得。プレッシャーがかかる中、冷静にゴール右上隅にボールを流し込んだ。24分には、ブスケッツのロングパスをペペとジエゴ・コスタが競って、ジエゴ・コスタがペペに肘打ちをかまして、競り合いに勝ち、そのまま残り2人のDFをフェイントでかわして、シュートコースを作ってゴールを決めた。
前半終了間際44分に、ゴール前でパスをもらったクリロナが低い弾道のシュートを打つと、GK正面だったのだが、めずらしくダビド・デ・ヘアがボールをつかみそこねて、そのままゴールになった。
後半55分には、セットプレーからジエゴ・コスタがまたもブスケッツからの折返しのパスを、ゴール前に走り込んで、ポルトガルのDFフォンテの前に入り、先にボールを触ってゴールを決めた。ポルトガルは混乱したのか、3分後の58分に、ナチョのミドルシュートで3点目を取られて逆転された。
技術の高い選手が多いスペインは、ボールをほとんど失うことなくパスを回し続け、このまま試合終了かと思われたが、後半88分にクリスティアーノ・ロナウドがピケにたおされて(ダイブだった)、相手ゴール正面でフリーキックを獲得。これをクリロナがゴール右上隅に、相手選手の壁を超えて、ドライブシュートを決めてハットトリックを達成。そのまま試合終了となった。
ジエゴ・コスタはファールだったのか
ジエゴ・コスタの1点目では、ペペにひじ打ちをしてるようにも見える。くわしくはこちら→ ジエゴ・コスタがぺぺにひじ打ち!動画あり
試合のスタッツ
・88分のクリロナのシュートの弾道が美し過ぎる(上の画像)
・クリロナはPKもきっちり右上に決めている
・ポゼッション率やパス本数では、スペインが圧倒的だった
・ポルトガルは、カウンターのスピードが早く前半はスペインを慌てさせた
・後半スペインが逆転すると、落ち着いてパスを回し始めて、そこからポルトガルはボールを奪えなくなった
・ポルトガルは、守備がおそまつだった。何でもないところから失点していた。スペイン相手に3点も取られたら勝てるわけがない
・ジエゴ・コスタの1点目は、ブスケッツからのロングフィードで、ポルトガルのDFは3人いた。人数は足りていたのに、ジエゴ・コスタ1人に完全にやられた
・ポルトガルの3失点目は、ミドルシュートをフリーで打たせないように、もう少しプレスをかけるべきだった
ポルトガルのスタメン、フォーメーション
・クリスティアーノ・ロナウドのワンマンチーム
・ベルナルド・シウバ(マンC)や、ペペ(ベシクタシュ)などそこそこ優秀な選手がいる
スペインのスタメン、フォーメーション
・ワールドカップの優勝候補のチーム
・スペイン代表の選手全員が、ビッグクラブの主力選手というオールスターチーム
・Jリーグのヴィッセル神戸に移籍したイニエスタは、スペイン代表のスタメンで活躍中
・選手層は何も問題はないが、監督はワールドカップ開幕2日前に解任されるなど、安定しない
(c)2018 FIFA WORLD CUP