あのさぁー、別に批判や悪口書くのは良いんだけどさぁ。本人に向かってメンションしなくていいよ。
ほらほら見ろよ〜って悪口突きつけてくる人って、何か自分が絶対的な正義だと思ってるのかな?
そんな人、恐ろしいよ。— 木村 隆一 (@Ryuichi_Kimura) February 12, 2019
けものフレンズ2 第5話で前作1期の主人公「かばんちゃん」が登場し炎上している。
*けものフレンズ1の"たつき監督"をクビにして制作された「けものフレンズ2」は、前作ファンを怒らせた。
けものフレンズ2 を制作している"木村隆一監督"のツイッターに前作ファンが抗議のコメントをしたところ、木村監督は以下のような発言をした。
あのさぁー、別に批判や悪口書くのはいいんだけどさぁ。本人(木村隆一氏)に向かってメンション(返信、発言)しなくていいよ。
ほらほら見ろよ~って悪口突きつけてくる人って、何か自分が絶対的な正義だと思ってるのかな?そんな人、恐ろしいよ?
この木村監督の発言を受けて、当然さらに炎上した。
けもフレ2 木村隆一監督「アンチは自分が正義だと思ってんの?恐ろしい」
木村隆一監督とは
木村隆一
東京都出身
代表アニメ:アイカツ(2012、初監督作品)、ピカちんキット(2018)、けものフレンズ2(2019)
木村隆一氏は、アイカツの監督で有名だ。アイカツは、キャプ画をネタ画像でよく見かける。
作品について、監督が責任を取るのは当たり前のこと
出来上がったものに対して責めがあるならそれはディレクターに向けられるものでしょうね…少なくともバイオ2でツマラナイところがあったらその責任は「それでいく」決定した俺にあるわけで、簡単だという誹りも別途高難易度モードを設けられなかった俺の力不足なんですよ…
— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) February 9, 2019
出来上がったものに対して責めがあるならそれはディレクター(監督)に向けられるものでしょうね…少なくともバイオ2でツマラナイところがあったらその責任は「それでいく」決定した俺にあるわけで(神谷氏はバイオハザード2のディレクター)。
神谷英樹氏 プラチナゲームス取締役
けものフレンズ2 の作品内容を批判するファンに対して、木村隆一監督は、以下のような発言したが、これは間違っている。
あのさぁー、別に批判や悪口書くのは良いんだけどさぁ。本人に向かってメンションしなくていいよ。
ほらほら見ろよ〜って悪口突きつけてくる人って、何か自分が絶対的な正義だと思ってるのかな?
そんな人、恐ろしいよ。— 木村 隆一 (@Ryuichi_Kimura) February 12, 2019
作品について批判されるのは当然であり、「けものフレンズ2」は続編で、前作は違う監督(たつき氏)が務めており、前作は2017年の覇権アニメに選ばれ、そのシナリオは星雲賞を受賞するなど、社会的ブームを巻き起こした。その続編の監督を、木村隆一氏は引き受けた。
カドカワによって前作の功労者である「たつき監督」が外されて、世界中のアニメファンが怒り狂う中、木村氏は続編の仕事を引き受けた。叩かれる事は分かっていたはず。だから他のアニメ監督は、けものフレンズ2の監督を引き受けなかった。アニメファンを敵に回す事が分かっていたからだ。
それを100歩譲ったとしても、けものフレンズ2 に前作たつき監督のオリジナルキャラ「かばんちゃん」が登場するのは、ファンとして納得できるはずがない。炎上して当然だ。
そんなファンの気持ちを分からず、前作のキャラデザを少しいじっただけ、プロット(物語の大筋)は丸パクリ、前作の主人公を登場させる(ファンが一番嫌がる)、前作の声優とBGMをそのまま使う、動物に対するリスペクトが一切ない、けものフレンズ2は前作より優れている部分が1つもない。全部パクリ。クリエイターとして恥ずかしくないのか。
作品については、誰かが責任を取る必要がある。例えばこの文章は、私が責任を持って書いている。コメントで辛辣な批判や、人格攻撃を受ける事がよくある。しかしそれも1つの意見だ。アニメでは、監督がそれらの意見に責任を持つ必要がある。ゲームでは、ディレクター。小説では著者。会社では責任者が、批判の矢面に立つ。当たり前のことだ。
批判されたくないのなら、裏方に回りなさい。
けもフレ2にかばんちゃんを登場させて批判されないと思っていたとしたら、監督の見通しが甘かったという事だ。ファンがそんな暴挙を許すはずがない。なぜそれが暴挙か分からないのなら、ユーザーの気持ちを分かっていない。
監督が、現在放送中のアニメの視聴者をブロックするってどうなの?
いま俺にリプすると反射でブロックしてしまうので、マジでリプ要らないです。
— 木村 隆一 (@Ryuichi_Kimura) February 12, 2019
木村隆一氏は、けものフレンズ2を見て批判的な意見をするユーザーをブロックし始めた。実際に、木村監督にブロックされた"けものフレンズ2"のアニメファンが、多数悲鳴を上げた。
私も確かに荒らしコメントをコメント禁止にする事はあるけど、アニメ監督が現在放送中のアニメについて批判的なユーザーをブロックするのは、やり過ぎな気がする。
読まなければいいわけだし、反応しなければいい。ツイッターをブロックするという行為は、「あなたは、けものフレンズ2見なくていいですよ」という意味であり、それを監督自らやっている。褒められたものではない。
子供みたい。けものフレンズのキャッチコピーって「けものはいても、のけものはいない」だったはず。
https://twitter.com/akariuehara13/status/912296687871258624
監督自ら、けものフレンズのコンセプトを否定してどうしたいのか。
吉崎観音氏の感想を木村監督に送ってブロックされた人が登場!
応援してるって木村監督に呟いたらブロックされたった#けものフレンズ2
— コツメカワウソちゃん (@shimanism) February 12, 2019
たつき監督が制作していた「けものフレンズ1」の5話を見て、原作者の吉崎観音氏が「今一歩だった」という感想をツイート(上の画像)した。
その文章を木村監督に送ったところ、ブロックされたというユーザーが現れた。
木村監督には、ジョークすら通じないようだ。
別に怒ってないっす
— 木村 隆一 (@Ryuichi_Kimura) February 12, 2019
2017 覇権アニメユーザー投票2位 宝石の国OP
(c)トマソン / 吉崎観音 / けものフレンズプロジェクト