けもフレ2もういいやと思いつつ惰性で見てたんだが、11話まで見てフウチョウのセリフで「あ!」ってなった。これ登場フレンズが全部、家畜家禽、展示、愛玩、駆除対象害獣、材料動物、人間の環境破壊で絶滅危惧になった動物、つまり「人間と関わって侵された動物」だ!Σ(゚д゚)
— Macop(まこぷ) (@macop_uwf) March 27, 2019
けもフレ2を11話まで見て気づいたのだが、けもフレ2 に登場する動物たちは全部、家畜や家禽、動物園の展示動物、ペット、駆除対象の害獣、材料動物、環境破壊で絶滅した動物だった。
つまり「人間に支配された動物たち」だった。
あれ、でもこれどうお話結ぶの、というか、結べない。フレンズの選択がこんなに意識的になされてるなら結びがちゃんとあるはず。つまり私の主題把握が違う(・ᾥ・)
— Macop(まこぷ) (@macop_uwf) March 27, 2019
人間のキュルル様がエゴイスティック(自己中心的)で、動物の気持ちに無関心かのように劇中で描かれるのは、「人間に支配された動物たち」を描きたかったから。
「人間と動物は密接に関わっています。あまり動物に無体をすると関係が綻びるし、かといって無関係でいることもできません。共存相互依存を適切に継続できるよう【人間が考えて】いきましょう」かな…?(・ᾥ・)
— Macop(まこぷ) (@macop_uwf) March 27, 2019
キュルル(人間)が描いた絵に込められた"思い入れ"から出現するセルリアンが伏線で・・・、「人間の動物への思い」がけもフレ2のメインテーマだとしたら・・・
ビーストも伏線だったな。「人間が動物を制御しようとして失敗して凶暴化した」というキャラで、主題がこれだとすると、ビーストは外来種を持ち込んで生態系を壊しちゃったり害獣だと思って駆除したら別の損害が増えた、みたいな人間の失敗アレコレの暗喩か。
— Macop(まこぷ) (@macop_uwf) March 27, 2019
ビースト(アムールトラ)も伏線だったな。「人間が制御しようとして失敗して凶暴化した動物」で、ビーストは生態系の頂点でそれをこわしたら生態系が崩れた暗喩か。
生き埋めになったアムールトラの上でペパプダンスしようぜ!ギャラはジャパリまん100個!
ただ「このジャパリパークが人間とフレンズが共に暮す【探していた僕のおうち】なんだよ!」とか結んだら、もしかしたら私怒るかも(・ᾥ・)
— Macop(まこぷ) (@macop_uwf) March 27, 2019
どっちにしろラストが想像つかんな。最後(12話)まで見てみるか。
ただ「このジャパリパークが人間とフレンズが共に暮す僕の"おうち"なんだよ!」とか言い出したら、私怒るかも(´・ω・`)
キュルルちゃんのおうち探し!次はどこに行くの?
それならもう見つかったよ!
明るくて優しくて暖かな場所。思ってたのとは違ったけど、ちゃんと見つけられた!
僕は…ここがいい!
僕には2人が…みんながいるから…帰る必要がなくなったんだ!
おうち探しはもうおわり!
はははっはははwwwwwwwwwww予想ドンピシャじゃんwwwクソうけるwwwwww
けもフレ2 のテーマが「人間に支配された動物たち」だったと判明!
エンディングまでのルートを想像してたら、2のテーマは上述の通りとして、1後の惨状から猛反発が発生するのを予め見越して「のけものを作るのは人間」という大皮肉をかませる余地があることに気づいた。やるかな、やったら上手だが、敵を大量に作るな。
— Macop(まこぷ) (@macop_uwf) March 27, 2019
そんなエンディングなら、最後に火の鳥のフレンズに全員皆殺しになって、デウスエクスマキナエンドのがマシ。
けもフレ2のテーマ(作品の目的)は、「人間に支配された動物たち」だとすると、けもフレ1期のファンの猛反発がくるから、それ対策に「のけものを作るのは人間」というヒール役が必要だと気づいた。
やるかな、やったら上手だが、アンチを大量に作ることになる。
けものフレンズ2視聴終了
要点を纏めると今作に登場したフレンズは人のせいで絶滅危惧種になったり家畜化させられてしまった動物の物語
メッセージ性皆無で伏線回収もほぼない
題材は理解できたけど「けものフレンズ」でやる必要はなかったねー
娘様がアニメを見て「酷い!」と評価するのはほぼ無いぞ— 初瀬@(・△・) (@kaomoji_wlw) April 2, 2019
けもフレ2 に登場したフレンズは、人のせいで絶滅危惧種になったり、家畜化した動物が選ばれている。
題材は理解できたけど「けものフレンズ」でやる必要はなかった。
メッセージが伝わってこないし、伏線も回収できていない。
けもフレ2は、絶滅危惧種の動物が登場している?
12話アイキャッチの動物ガイドより
リョコウバトは、北米大陸頭部に生息していましたが、夏は北に冬は南へと移動していました。なわばりを持たず10億羽以上になる事がある巨大な群れを作り、移動する時は空をおおい尽くすほどだったそうです。
繁殖には大きな群れが必要だったのですが、森林開発や乱獲で数を減らし、絶滅しました…
リョコウバトさん…それセルリアン…?
分かっていますわ…この子がセルリアンと分かっていても、なんか仲間のことを思い出しちゃって…ごめんなさい…こんな事意味がないって分かってるのに…
リョコウバトさんあぶない!リョコウバトさんは1人じゃない!
ー突然現れて、リョコウバト型のセルリアンをワンパンでたおすサーバルとカラカル。
サーバル、カラカル!ありがとう!
(構成がおかしいんだよなぁ。このカット12話のAパートにあるんだけど、どう考えもアイキャッチでリョコウバトが全滅したって話の後に持ってきた方が、話を理解しやすい(つまりBパート前半)。リョコウバトがヒロインポジションになってるのも違和感がある。この役目はカラカルかサーバルがやらないと、主人公のキュルルとの絆が表現できない。つまり監督の力量不足。)
(それにリョコウバトは助けて、イエイヌは助けなかったキュルルの行動に説明がつかない。主人公の行動に一貫性がなくて共感できない。主人公の考えてる事が分からない。)
こいつ何考えてんの?1クール12話見たけど分からなかった。
【編集後記】
けもフレ2は「人間に支配された動物たち」は、面白い説だと思う。それっぽいなとは思ってたけど(動物と人間の関係に対するアンチテーゼがテーマ)、それ以前に脚本が破綻してるので、考察しようがない。
けもフレ2を考察するなら、それを作った人、製作者の意図を汲むことが重要になる。それは入試テストで現代文を解く時と同じで、問題文を作った人の意図を読み解く事になる。
それは、木村監督や脚本のますもとたくや氏、吉崎観音氏、制作に口を出してるであろう細谷伸之プロデューサーの考えを読む必要がある。
彼らが何を考えて「けものフレンズ2」を作ったか。言うまでもないだろう。
(c)トマソン / 吉崎観音 / けものフレンズプロジェクト