https://twitter.com/kunimituyuji/status/1124499370978623489
遊人というエロ漫画家がいる。90年代のエロ漫画を代表する作家で、どこの家に行っても置いてあるくらい売れっ子だった。最近見かけないなと思ったら、2019年1月からツイッターを始めたみたいで、業界の裏話を多数暴露して話題になっている。
このニュース他のサイトでは、「遊人が名探偵コナンをゴーストライターだと暴露」と一部分を切り取って報道されているが、実は他にも驚くべき内容のツイートが多数投稿されていた。
遊人のツイッター暴露まとめ
サンデーの女王「高橋留美子」は担当編集をランク付けしている
20年ぶりに元小学館編集者の方と六本木で会った。いろいろとヤバイ話を聞いた。「犬夜叉」の高橋留美子氏が、担当編集者のランク付けをしている。自分のランクが下の方か気になる。高橋留美子はさすが女王様だ!
名探偵コナンは、ゴーストライターが作っている
元小学館の編集によると、名探偵コナンは実は作者の青山剛昌氏はまったく描いておらず、複数のゴーストライターにより製作されている。トリックは編集者が考えている。
ゴルゴ13は作者は作っていない
私しか知らない漫画界の本当の話。その1ゴルゴ13のさいとうたかを氏について
ゴルゴ13のタイトルと設定はさいとうたかを氏が自分で考えたわけではない。考えたのは亡き小池一夫氏。
ゴルゴ13の漫画連載の原作ストーリーは、さいとうたかを氏は作っておらず、原作者が10人くらい交代でさいとうたかを氏にの貧している。
ゴルゴ13のコミックスの印税10%がさいとうたかを氏の取り分。原作者のシナリオライター10人には印税は支払われていない。そのかわり、原作の原稿料を少し高めに払う契約になっている。
さいとうたかを氏は取材やストーリーを考えておらず疲れない。
ゴルゴ13のコミックスが小学館ではなく「リイド社」から発売されてる理由は、連載当初人気がなく、当時の小学館のゴルゴ13の担当編集者がコミックス化しないと言った。そこでさいとうたかを氏の兄がリイド社からコミックスを出版した。そしたらヒットした。
さいとうたかを氏は作画(絵)すら自分でほとんど描いていない。だから疲れない。以前ゴルゴ13担当の編集者にさいとうたかを氏の生原稿を見せてもらった時に教えてもらった。
さいとうたかを氏は、余った時間銀座のホステスのところへ。前の漫画家の奥さんと離婚して、元銀座ホステスの今の奥さんと再婚した。
漫画界ってうまくやったもん勝ちなんでしょうかね~?
元小学館編集者から聞いた本当の話「誤解を招く表示を続ける事で三者が得する儲けの手口」
ゴーストライター:頭脳労働(原作)
漫画家:肉体労働(作画)
出版社:金儲け(出版)
騙されるのは読者だけ。
小学館の漫画はゴーストライター(原作者)がいる
僕も小学館の仕事でゴーストライターをつけられた事がある。(遊人は以前小学館で漫画を描いていた。)「個人授業」という作品です。
編集者が勝手に先のストーリーを作ったものを持ってきて、そのシナリオを参考に描いたら、ゴーストライター(原作者)に2%の印税を払うように交渉された。
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130063779671302144
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130068344315498497
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130070954057568256
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130072770006650880
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130075160541896704
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130076779434172417
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130078104066711552
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130082944247390209
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130085289853181952
https://twitter.com/kunimituyuji/status/1130372889553694720
石ノ森章太郎
漫画家の原稿料は、1枚2万円が相場。原稿紛失問題
浦沢直樹
浦沢直樹2
浦沢直樹3
感想
遊人氏の今回の暴露で一貫しているのは「小学館に対する批判」だ。何か小学館ともめてるのだろう。コナンの青山剛昌氏、高橋留美子氏、浦沢直樹氏は、小学館の看板作家だ。
小学館と言えば、2005年に金色のガッシュベル!!の作者、雷句誠氏ともめて裁判になっており、その時も小学館の編集者のストーリー押しつけや、原稿紛失が裁判の争点になった(Wikipediaより)。
遊人氏の今回の暴露は、知名度アップのための売名行為だと思うが、それにしては過激だなとw
遊人氏が指摘したコナンはゴーストライター作という話も、言われてみればそうだなと。毎週あれだけ事件のトリックを漫画を描きながら考えるのは実質不可能で、そんな事ができるのは手塚治虫くらいだろう。
今回小学館に以前所属していた現役漫画家の遊人氏が暴露した事で、人気漫画が実は作者は作っておらず、名義貸しで、外注により作られていた事が分かった。
ただこれ別に悪い事ではなく、例えばネットのサイトを見ても、大手サイトはどこも外注でバイトに記事を上げさせており、「はちま起稿」やサッカー情報サイトの「GOAL」もライターに記事を外注して制作されている。
大手の漫画家もプロダクションとして会社として漫画を分業で製作している。今回問題になった小学館は、その原作を押しつけてくるのが問題だと、遊人氏は主張したかったのかな。原作を考えるのが一番面白いと思うんだけどね。
青山剛昌氏はコナンを描いてないのに鳥取県に青山剛昌ふるさと館ができたり、実態が知られていないと。
ただやっぱ業務が軌道に乗ってきたら「外注化」するのはどの業種でも同じだと思う。うちのサイトだってできるなら記事を外注したいし、その分空いた時間で他の事ができる。
(c)遊人