格ゲーかー、また経験者にボコボコにされんのか、めんどくせーなーと思って「ソウルキャリバー6」 にあまり期待していなかった。しかし、遊び始めてみると意外にやめ時が分からない。
オンライン対戦が苦手でも、オフライン用の一人プレイモードが充実しており、アーケードモード、ストーリーモード、ミッションモード、顔や髪型、下着の色まで自由に編集できるキャラクリなど、大ボリュームのソウルキャリバー集大成と言えるタイトルとなっている。
ソウルキャリバー6 をプレイした感想、レビュー
オフライン(1人プレイ)モードのボリュームがすごい!
ソウルキャリバー6 は、CPUと対戦する「アーケードモード」、ストーリーを楽しむ「クロニクルモード」、さらに自分の作ったキャラクターで世界を旅する「リーブラオブソウル」(ミッション)モードの大きく分けて3つのオフライン専用モードがある。
モード名 | 内容 |
アーケードモード | CPU8人と順番に戦うモード 難易度は、イージー、ノーマル、ハード、ベリーハード、インフェルノ |
クロニクルモード | ストーリーを見ながら対戦するモード 全20ステージ クリアにかかる時間は、2~3時間 クリア後は、20キャラのサイドストーリーが出現する |
リーブラオブソウルモード | 自分の作ったオリジナルキャラクターで世界を旅するモード ものすごくボリュームがある |
アーケードモード
アーケードモードは、ランダムに出現するCPU8人をたおしていくモード。
ステージ8にはボスキャラも登場する。クリアにかかった時間によって、ブロンズ、シルバー、ゴールド判定が難易度ごとに用意されている。トロフィー条件にもなっている(難易度は問わない)。
クリア時間をタイムアタックで競おう!
クロニクルモード
クロニクルモードは、いわゆるストーリーモードで、ソウルキャリバーの物語を中国人のキリクとシャンファ、琉球人のマキシ(動きはブルース・リーのヌンチャク使い)の中国人3人で旅をする内容だ。
しゃちょう英雄伝とゲームまちがったかな?と思ったが、内容自体はちゃんとしたストーリーモードとなっている。
リーブラオブソウルモード
これからプレイして追加します。
キャラクタークリエイト(キャラクリ)の自由度が高い
ソウルキャリバー6 のキャラクリは、かなりガチ機能となっている。
まず、最初から自由に作る「オリジナルキャラ」、ソフィーティアやソンミナなどのメインキャラを改造しながら作る「レギュラーキャラカスタマイズ」、他のプレイヤーのキャラをカスタマイズする「アレンジタブ」の3つの方法を選べる。
保存できるキャラ数は、100体。作成したキャラクターは、オンライン対戦でも使える。
オリジナルキャラ作ってみた
16種類いる見た目が異なる種族から選ぶ。性別も変更可能。
戦い方(動き、モーション)は、既存キャラクター22人の中から、自由に選べる。ナイトメアの動きをするお嬢様キャラだって作れる。
武器の種類は各6種類、声優は男女合わせて30タイプ、声のトーンや早さも変更可能。
髪型、肌の色、顔の形、体型、胸の大きさも自由に変更可能。
服は、下着、シャツ、上着、ズボン、ベルト、靴下、靴、ネックレス、イヤリング、アクセサリーx3と自由にカスタマイズできる。スカートやふんどしとかある。
色は、髪の色、肌の色、下着、各服のパーツなど変更できない場所はないくらい自由度が高い。
キャラクタークリエイト(エディット)しながら、その場でCPUと対戦して「テストプレイ」が可能。
キャラクリで作ったキャラが、実際に動かしてみると"声が合ってなかった""服が思ってたのとちがった"と思ったら、その場で確認して直す事ができる。これは素晴らしい機能だ!
できたら写真を撮って完成。対戦画面で表示されるポーズも編集できる。
ここまで15分くらいしかかかっていない。ストレスフリーで気持ちよく作成できた。キャラクリ流行りそう。
登場するメインキャラクターは22名
ソウルキャリバー6 は、初期状態だと20人のキャラクターがいる。
ゲラルト、ミツルギ、ソフィーティア、シャンファ、アイヴィー、タキ、タリム、ソンミナ、吉光、キリク、グロー、ザサラメール、マキシ、ヴォルド、アスタロス、アズウェル、セルバンテス、ラファエル、ジークフリート、ナイトメア。
クロニクルモード全クリで、インフェルノ(ナイトメアの強化版。マルチプレイでは禁止)
DLCでティラ。発売日時点で合わせて22人のキャラクターがいる。
インフェルノ
ティラ
バトル
バトルは大味気味で、格ゲーと言うより、チャンバラアクションと言った感じ。ガチガチのコマンド入力は必要なく、性能の良い技を押しつけて、かけ引き重視の内容となっている。
別にこれ自体は悪いことではなく、例えば連ジシリーズは難しいコマンド入力は必要なく、動きや立ち回りが重視される。
確反とかフレーム数、難しいコマンド入力がしたいならストリートファイターをやればいいわけで、手軽に遊べるオフラインが充実した格ゲーっぽいチャンバラアクションが遊びたいなら、ソウルキャリバー6 をおすすめする。
リバーサルエッジ
なぜ格ゲーではなくチャンバラアクションなのかと言うと、「リバーサルエッジ」の存在だ。
R1を押すだけで敵のすべての攻撃を受け流して、強制的にジャンケンモードに入る「リバーサルエッジ」は、ゲージも必要なく好きな時に何回でも発動できる。
別に悪いシステムとは言わないが、リバーサルエッジがゲームに与える影響は大きく、例えば近接が得意なキャラが近づいてきたら、R1をちょんと押すだけでジャンケンが始まり、相手を攻撃するか大きくふっとばす。近接拒否が手軽にできる。
ラスボスにも有効でとにかく不利な状況になったらR1を押すだけで、5分以上の状況に持ち込める。
格ゲーが苦手なプレイヤーには最高の救済処置となっており、これがあるおかげでオフラインモードは無双状態でクリアできた。
賛否両論あるだろうがコレでいいと思う。難しくすると初心者はさわった時点でやめてしまう。
横への軸移動でかわせるので上級者にはあまり通用しない。バランスは取れてるはず!
ネットワーク対戦のマッチングが早い!
ネットワーク対戦(マルチプレイ)のマッチングは、30秒以内にすぐ始まった。1回対戦するのに10分以上かかるバトオペ2とは大違い。
ストレスなくサクサク対戦できる。
マルチプレイのモードは、ランクマッチ、カジュアルマッチの2つで、ランクマッチでは、相手の国、使用言語などを選んで対戦できる。
カジュアルマッチは、いわゆるカスタムマッチで、他のプレイヤーが作成した部屋に入って、みんなで対戦するモードだった。他のプレイヤーの対戦を見れるが、他のプレイヤーが対戦してる間、やる事がなかった。
トレーニングモードをやりながらランクマッチの待ち受けも可能だ。
ファンも納得のミュージアムモード
ソウルキャリバー6 のミュージアム(ギャラリー)モードは、とても充実しており、各種ムービーだけでなく、各キャラの設定画まで鑑賞できる。3Dモデルも鑑賞できたらもっと良かった。
前作のソウルエッジ、ソウルキャリバー1~5までのムービーなども見ることができ、ファンも大満足のボリュームとなっている。
[poll id="61"]
(c)バンダイナムコエンターテインメント