メタ発言のオンパレード
レッドXIII:運命の番人は、運命の流れを変えようとする者の前に現れ、行動を修正する。
レッドXIIIがこの時に話してるのは、「運命の番人」(フィーラー)の事である。
しかし海外のユーザーは、運命の番人=FF7の原作ファンの事だと言っている。
なるほどなと思った。さらにもう一つ例を上げよう。
ここ分かれ道だから
未来は白紙だよ
エアリスは、明らかに2周目であり、セフィロスが本当の敵だと言ったり、クラウドに自分は死ぬので「好きにならないで」とまで話す。
「これ以上進むと戻れなくなる」「このカベは運命のカベ」エアリスの未来を知ってる発言は、挙げだしたらキリがない。
さらにマリンとの会話で、エアリスはすでに死んでいる事が分かる(【エアリス死亡確定】マリンとの会話、好きにならないで)。
【ガチ考察】FF7リメイク 全クリした感想、レビュー
エアリス:空、きらいだな
この発言は、FF7リメイクのエンディングで流れるセリフである。
これ実は、エアリスがザックスの事を想って言ってるセリフで、2018年1/22に開催されたFF30周年記念「ファイナルファンタジー・別れの物語展」というイベント会場で披露されたセリフだ。
そんなの分かるか!という話だ。
18章のフィーラー戦で流れるこのシーンは、FF7オリジナル版の2年後を描いた映画版「FF7アドベントチルドレン」のオープニングシーンだ。
FF7リメイクでは、ザックスについて何も、まったく説明がない。ザックスはいきなり出てきて、「やっと帰ってきたってのに、ずいぶんな歓迎だな」と話す。
これはメタ発言である。ザックスが帰還したというファンサービスだ。
開発は、「ほらザックスだぞ、喜べ」とか思ってるのだろうが、
FF7リメイクが、初FF7の一般人にとっては、誰これでしかない。
夢を抱きしめろ、ソルジャーの誇りを手放すな
いらっしゃいませ~
FF7リメイクのエンディングで流れるこのシーンは、
クライシスコアFF7のラストシーンと同じだ。つまりクライシスコアのプレイヤーへのファンサービスである。
セフィロスも同様で、FF7リメイクのセフィロスは、ヤンデレホモストーカーと化し、超能力を使いこなす。
これは、FF7本編の2年後を描いた映画版「FF7アドベントチルドレン」版のセフィロスだ。
このようにFF7リメイクは、FF7初心者にとって、まったく理解不能な難解な作品となっている。
開発はかっこいい演出がやりたかっただけ。ストーリーがご都合主義になっている
セフィロスによってガレキと化したミッドガルの街。メテオは黒マテリアが必要なはずだが。
しかしセフィロス戦後、なぜか何事もなかったかのように、町は復活する。
ウェッジは、2回しんだ。まったく意味ないのに、なぜか神羅本社ビルに現れてしんだ。おそらく生きている。
ジェシーも同じで、なぜあの場所にいたのか、なぜ戦闘ヘリの前で仁王立ちして、決めポーズをして手榴弾で自爆したのか。
ただそのシーンがやりたかっただけでしょ。
ストーリーもクソもない。ただ演出のためだけに登場人物を、殺したり、生き返らせたりしている(舞台装置)。
ジェシーはおそらく生きている。
同じくしんだと思われていたビッグスの部屋に、ジェシーの手袋とバンダナが置いてあった。
わざわざカメラで写していたので、何らかの意味がある。
ウェッジもビッグスも、FF7オリジナル版ではしぬ。しかしリメイク版は、ご都合主義のストーリーなので死なない。
【4/15追記】例えが悪かったので、書き直しました。
まとめ
このようにFF7リメイクは、確かにグラフィックは良いが、それは見せかけだけで、
ストーリーラインはつぎはぎで、野村哲也氏か知らないが、開発が考えた「このシーンかっこいいでしょ」みたいな演出を、詰め合わせたゲームだ。
ストーリーはご都合主義で、タイムリープ、パラレルワールド、しんだ人が生き返ったり、またしんだり、もう何でもありだ。
バカはだまされるかもしれないが、FF7ファンは納得しないだろう。
これはFF7ではない。
新生ノムリッシュFF7R-2(キングダムハーツ&クライシスコアエディション)が正しい。
(c)スクウェア・エニックス